社会学者の古市憲寿氏(40)が迷走している。女性トラブルを報じられ芸能界を引退、フジテレビの第三者委員会で性暴力を認定された元SMAPの中居正広氏(52)を執拗に擁護する姿勢に「セカンドレイプではないか」との批判が相次いでいるのだ。
古市憲寿氏が中居正広氏とフジテレビを擁護して炎上
新聞や週刊誌の記事見出しで見かける【独自】は、自社独占スクープのしるしだ。地道な取材やウラ取りを経た特ダネであることを読者に伝える。その字面はすこし誇らしげでもある。
しかし今回、あの社会学者の口から飛び出した【独自】情報は、ただの勘違い、思い込み、あるいは作話のたぐいである可能性が高そうだ。
4日放送の『旬感LIVE とれたてっ!』(関西テレビ)。コメンテーターの古市憲寿氏(40)が、「業務の延長線上の性暴力」を認定された中居正広氏とフジテレビを擁護する発言をしたとして批判を浴びている。
この日、関テレ社長で元フジ専務の大多亮氏(66)が辞任を発表。古市氏はその会見を受けて、「フジテレビや中居さんの問題に対して、違和感を抱いている視聴者はたぶん多い」と指摘。さらに、「恐らく第三者委員会の報告書に書かれていないことがある。いっぽうでお笑いタレントの小籔千豊さんや僕が独自に知っている話もあり、そこの情報のギャップがどうしてもある」と驚きの持論を展開した。
古市氏のこの発言に多くのネットユーザーが反発。信憑性に乏しい“独自情報匂わせ”を疑問視する書き込みがSNSや掲示板で相次いだ。
その内容をチェックすると、古市氏に対する批判はどれも頷けるものが多い。以前から被害者女性と目されている、元フジテレビアナウンサー渡邊渚氏に対する“セカンドレイプ”にあたるとの指摘も目立つ。
≪第三者委員会の報告よりも自分の情報のほうが正しいって言った?≫
≪誤報騒ぎで文春に廃刊しろ言っといて、自分はこういう匂わせをするんか≫
≪週刊誌どころか実話誌以上の怪情報で草≫
≪はぁ?その話はウラ取りできてんだろな?だったらお前がぶちまけろよ≫
≪トラブル当日に何があったのか不明っていう一点だけで、よくそこまで言えるね≫
≪中居が何も言わないこと知っててテキトーなこと言ってるだけでしょ≫
≪これ女性は守秘義務解除を承諾してて、逃げ回ってるのは中居のほうだからな≫
≪こんなのセカンドレイプでしょ。中居側にガセネタ掴まされてる≫
≪もうセカンドレイパー古市って襲名したら?≫
≪中居とお友達の僕チャンだけが独自に知ってる話ねぇ・・・≫
≪これ一部の中居ファンには悪影響しかないんだよ。あいつらまた被害者を誹謗中傷しはじめるから≫
≪安倍やフジテレビはもうオワコンだし、これからは中居ヅラに媚び売っていく感じか?≫
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古市氏の“セカンドレイプ”で中居ヅラがさらに暴走!?
ネットメディア編集デスクが説明する。
「中居さんは第三者委に対してすら守秘義務の解除を拒否しました。女性側が承諾しているにもかかわらずですよ?ということは、古市氏が今、必要性を声高に叫んでいる“中居さん自身による説明”などまず実現しない。これは最初からわかっていることなんです。
トラブル当日にどのような『性暴力』があったのかはわからないし、古市氏が“独自に知っている話”を客観的に検証する手段もないわけです。
それでもフジの第三者委は、中居氏や被害女性を含む222人に294回ものヒアリングを実施し、証拠隠滅目的で削除されたと思しきチャットメッセージも復元するなどして、『業務の延長線上における性暴力』を認定しました。これは非常に重みのある認定です。
中居さんの意向によって“トラブル当日に何があったか”が隠されているからといって、“僕が独自に知っている話”とは違うと言われても、信用されるわけがありません。古市さんは、中居さんから誕生日ケーキを差し入れされるほど昵懇の仲だったわけですしね。
どれだけ好意的に見ても、古市さんは中居サイドのガセネタを信じ込まされている可能性が高いでしょう。また、ひねくれた見方をするなら、“中居さん本人はもう何も語らないで、僕に任せて”という約束で、世論誘導を請け負う共犯関係にある可能性すら考えられます。
いずれにせよ古市さんは、公共の電波を通して後出しで好き放題に言えてしまう状況です。ほとんどの人はこれに批判的ですが、中居ヅラと呼ばれる狂信的なファンたちは別。ヅラ界隈では被害者への誹謗中傷が続いていたのに、今回の“独自情報”によって、それがさらに加熱しているのです」(ネットメディア編集デスク)
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古市氏は6日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ)でもフジ擁護の持論を展開。まるで“中居ヅラ”たちを誹謗中傷の巌窟へと導くハーメルンの笛吹き男のようだ。
なぜ古市氏はこの期におよんで“セカンドレイパー”の汚名を着るような発言を繰り返しているのだろうか?(次ページに続く)
ネットで囁かれる“中居-古市 間接的筆下ろし仮説”とは?
中居氏との親密な交友関係は古市氏本人も認めるところ。それを踏まえて今、ネットの一部では、「2人は“普通の友達同士”ではなかった」のではないか――との観測が広がっているという。
先のネットメディア編集デスクが説明する。
「友達を救いたい!という純粋な衝動は子供だけでなく大人にもあります。戦場の兵士たちが抱く戦友愛が典型で、一般的には美徳とされるものです。ただ、今回の古市さんに関しては、無理筋の中居・フジ擁護による有形無形の損失があまりにも大きすぎる印象です。
そのため、≪いくらお友達だからといって、いい年をした大人が真実相当性がまったくない“独自情報”を匂わせたりするか?≫≪地位も名誉もあるはずの著名人が“セカンドレイパー”の汚名をかぶってまで中居擁護の論陣を張るのはさすがに変じゃないか?≫≪そもそもあなたは風見鶏で、そんな義理堅い人間じゃなかったでしょうに…≫といった疑問の声があがりはじめました。
そこで浮上してきているのが、“中居-古市 間接的筆下ろし仮説”とでも呼ぶべき推理です。古市さんと中居さんは“普通の友達”ではなく、なにかこう、Dragon Ash的な友達だったのではないか?という見方が広がっているのです。
年齢やルックス的に、古市さんが素で若い女性にモテるタイプでないのは明らかでしょう。40歳の今も独身で、過去には“4ヵ月以上、恋人関係が続いたことがない”との発言も。それらの事実に尾ひれがつく形で、古市さんは中居さんに“人脈面”でいろいろと“お世話”になったのではないか?あるいは素人童貞卒業の“手ほどき”があったのか?だから、こんなにも必死で中居さんを擁護しているんだろう――とネット民たちは言うんですね。
むろん根拠はなく、憶測の域を出ない与太話ではあります。でも、それを言うなら古市さんの“中居さんについて僕が独自に知っている話”も根拠皆無なのは同じ。そんな怪情報のせいで、“中居ヅラ”たちによる被害者女性への誹謗中傷が加速しているのは事実です。
危険の引き受けの法理を援用すれば、古市さんの最近の発言には“お前はそれくらい言われてもしかたがない”面が確かにあり、筆下ろし仮説も批評・論評の範囲内と言えるのかもしれません」(前出のネットメディア編集デスク)
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だがこれだけではない。古市氏は他にも、ある重大な事実を見落としているという。(次ページに続く)
古市憲寿氏が見落としている重大な事実
「古市さんが、フジテレビや中居さんを不自然に擁護している最近の番組を眺めていて、何か奇妙に感じることはありませんでしたか?
ズバリ古市さんは、“20代の女性にとって、ときに中年男性は恋愛対象になり得る”と壮大な勘違いをしているフシがあるのです。中居さんはアラフィフ、古市さんはアラフォー。同意がどうのこうの言う以前の問題として、中年男性が、たかが食事で20代女性とのセックスにありつける(可能性が1ミリでもある)と期待するのが、それ自体もう犯罪的なんですよ。致命的な誤謬です。
国民的アイドルグループ『SMAP』の元リーダーだったとしてもそれは同じ。いくら若作りをしたとしても、たとえばMCの中居さんや社会学者の古市さんに“抱かれる”というのは若い女性にとっては屈辱でしかなく、“さすがに厳しいって”“きっつ…”という罰ゲームでしかありません。
そもそもフジテレビの女性アナウンサーは、恋愛ヒエラルキー的にも最上位の存在ですからね。いったい何が悲しくて“中居正広(52)”に抱かれなければいけないのか?
20代女性にとって、中年のオジサンなど気持ち悪いだけであり、恋愛やセックスの対象ではない、という公理に立ち戻らないかぎり、古市さんの迷走は今後も続くのではないでしょうか?」(前出のネットメディア編集デスク)
これは100%、記者の偏見なのだが、なぜか「社会学者はセックスに詳しい」という漠然としたイメージを持っていた。だが言われてみれば、古市氏の持論の背景には、ほぼ常に「40~50代のオッサンにもワンチャンある」という間違った思い込みがあるように感じられる。
古市氏をはじめとするフジ・中居応援団は、「そんなチャンスはない」ことにいつ気づけるだろうか?中高年男性の良識と常識が試されている。
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image by: 古市憲寿 公式サイト