急ぎの仕事を頼んでくる人たち全員と「縁を切った」ことでわかった事実

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急いでいる時に「これ急ぎでお願い」と人に仕事を振ってしまったことはありますか?今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、『急ぎの仕事』が癖になっている人は、今年はそれをやめるべきだと語っています。

急ぎの仕事を減らす

慌てている時や急いでいる時は、「これ急ぎで」と仕事を振りたくなってしまいます。

僕もそうやって仕事を頼んでしまうこともありましたし、誰かから「これ急いでお願い」と仕事を振られることもありました。

ただ自分がそうして仕事を振られてわかるのは、急ぎの仕事ほど質が下がってしまうということです。

質というのは、最終的な出来上がりの話になるわけですが、そこまでのプロセスがもうグチャグチャになりやすいのが”急ぎの仕事”です。

他の仕事との調整も必要になりますし、焦って精度も低くなってしまいます。

だからどんどん質は下がる上に、他の仕事にまで影響を与えるのが『急ぎの仕事』なのです。

僕は自分がそうやって仕事を振られて全然質が上がらなくなって以来、自分が「急ぎで」と仕事を振ることをやめるようにしました。

もっと言うなら、しょっちゅう「急ぎでお願い」と仕事を振ってくる人との付き合いもやめました。

それによって何が起こったかというと、やっぱり仕事の質は上がるし、結局「急ぎだったはず」の仕事は急がなくてもどうにでもなる仕事ばかりだったのです。

だから「急ぎでお願い」みたいな仕事の振り方が癖になっている人は、単純に仕事の振り方が下手なだけなんだなと気づきました。

なにせ振り方がうまい人は、「急ぎでお願い」とは言ってきません。

ある程度のスケジュールの見込みを考えて、「いついつまでにこれをやってほしい」「このくらいまでにここまで進めれば、あとはこのスケジュールでできる」といったことをきちんと伝えてきます。

だからこちらもスケジュールの算段が立ちますし、質を落とさずにできるペース配分も余裕でやれるのです。

もちろんお客様が目の前にいて、明らかに急がなければならない状況はあります。

それらはすぐにでも解決しなければならない仕事ではありますが、今回の話とはまた別の問題です。

根本的に『急ぎの仕事』を減らせないと、ずっと時間や仕事に追われるやり方から抜け出すことができず、いつまでも質の低い仕事を続けていくことになってしまうのです。

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