お店を開店するとなったら「どこに出店するか」は、一番に考えるところですよね。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者、佐藤きよあきさんが、立地の重要性を語ったうえで、お客様を満足させる魅力があれば立地は関係ない場合もあるとして、とある料理屋の例をあげています。
秘境に旨いものアリ!立地ハンデを付加価値に変える方法
新規でお店を開店するなら、まずは立地が最優先事項となります。
ターゲットとする客層が、お店の前を往来していることが前提条件となるからです。
立地が良ければ、繁盛のための試練が軽減され、他のことに注力できます。
しかし、好立地は経費が掛かり過ぎるので、売り上げ目標を高く設定しなくてはなりません。
売れない場合の負担が大きくのしかかります。
ならば、負担の少ない立地を探す方が良いのでしょうか。
経費の掛からない立地を選べば、今度は集客に頭を抱えることとなります。
難しい問題なので、安易に立地を決めない方が良いことは明らかです。
しかし、新規開店で舞い上がっている店主は、冷静さに欠け、正しい判断ができない場合があります。
落ち着いてじっくり探すことが重要です。
時間が掛かったとしても、妥協せずに選択した方が、後の繁盛に繋がりやすくなります。
……と、立地の重要性を説いていますが、人も住まず、道も整備されていない場所でも、繁盛しているお店はあります。
商売のセオリーからは外れていますが、お客さまを納得させる、満足させるだけの魅力があるから、不便なところでもやって来るのです。
魅力があれば、立地は問題にならないと証明しています。
ただし、並の魅力ではありません。
大変な思いをしても行きたいと考えるかどうか。
では、どんな魅力があれば、お客さまはわざわざやって来てくれるのでしょうか。