全世界を恐怖のどん底に叩き落とし、なお今も猛威を振るい続ける新型コロナウイルス 。その感染者数が発生源の中国を抜き、そして医療崩壊が叫ばれるイタリアをも抜いて世界一となったのが他ならぬアメリカです。メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者でNY在住20年、『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さんは、22日に外出禁止令が出されたニューヨークの様子について現地からメルマガを更新。在住邦人としての視点で語られた、現在のニューヨークの姿は、私たちの想像とは異なるものでした。
ニューヨーク、LOCK DOWNのリアル
日本でも大々的に報道されている通り、
新型コロナウイルス拡大により、事実上の都市封鎖、LOCK DOWNということになります。
そこから今、3日が経っています。 現在、現地時間の25日の夜8時にこれを書いています。 東京オリンピックが正式に延期になったニュースが流れてきた翌日
一昨日(23日)は、
完全に、パニック映画の世界です。
有史以来、様々な人類が危機に直面する映画が作られ、
自宅禁止令が発令する約60時間前に、仕事として、
目の前に広がる景色は、完全に映画です。 「バニラスカイ」のオープニングや、「アイ・アム・レジェンド」
これまでの経緯の時系列はざっと以下の通りです。
3月5日、ニューヨーク市長は会見において、最近中国、韓国、
ちょうど、この3月5日、
9日、ニュージャージー州バーゲン郡では、
12日、NY州は、
このニュースは結構、衝撃でした。 アメリカ人の心がメジャーリーグであるなら、
16日、とうとう公立の幼稚園、小学校、中学校、
19日、州内の全事業者に対して、在宅勤務を促し、
そして、20日。 知事は、
その時点で、僕たちマスメディアは事実を伝える、
でも、そこからわずか48時間後には、
22日にクオモ知事が発表したメッセージは、「ヘタしたら、
そして、その翌日、
、、、そんな歴史的、世界的、
5月に予定していた、
ただ、
では、一切、街には人の姿を見かけることはないのか。
ここ数日、僕のツイッター、フェイスブック、ブログでは、
中には「食糧を送りましょうか」とか、「
非常にありがたいのですが、今、現在、
おそらく「LOCK DOWN」
報道で受ける印象と、実際は違います。
20年前の同時多発テロのその日、僕は映画館に行きました。 館内は満員でした。
日本の方の中にはテレビでニュースを見て、
確かに、人の姿はまばらです。 マッサージ店や美容院など、
スーパーや食料品店は、確かに缶詰とシリアル(コーンフレーク)
では、そのまばらな人たちはみんな完全防備かというと、
それでも半数はしているので、
当然のごとく、デリバリーサービスは、
公式サイトといえば、市長は自身のTwitterで、10日「
Discrimination is ILLEGAL in New York City.
If you experience or see any sort of hate crime or discrimination related to COVID-19 or anything, please report it immediately.
To New York City’s vibrant Asian-American community: your city stands with you. pic.twitter.com/HvCM619K9h
— Mayor Bill de Blasio (@NYCMayor) March 11, 2020
NY市のデブラシオ市長と、NY州のクオモ州知事は、
どちらかと言うと、デブラシオは革新派。 とにかく経済や子供たちの教育を止めるのは最後、
そうは言っても、共働きで4歳児の双子を抱える、
国外への出張も多く、ニューヨークにいる際も、
実際、ニューヨークはキャリアを積む街です。 世界一晩婚の街。 子供を産んだ後もすぐに職場復帰する女性が多く、今回の謹慎で、
食べ物と言えば「NO KID HUNGRY NEW YORK/お腹を空かせた子供たちをゼロにする)」と銘打って、
自宅に持って帰ります。 妻は買い出しに行くことも限定的な今、
子供達と言えば、今、幼稚園に通園は出来ないのですが、毎朝、
食べ物と言えば、
不謹慎と言われるかもしれませんが、
世界がこのような状態になると誰が予想したでしょうか。 テレビに出演する占い師が、本物だと言うのなら、絶対、
予想と言えば、昨年11月。 東京に行った際に、いつもご挨拶に行く、
そして、今、これを書いている真っ最中に、知り合いに頼まれて、
急きょだったので、それが何の会合かわからないまま、
他にもカリフォルニア郊外に住まれている方、ロザンゼルス、
主旨は、彼らによる、
各国のダウン経験者から、
僕的には、少し、違う角度からお話させて頂きました。
それはー、死ぬな、ということ。
大袈裟に言ってるわけでも、
今回、個人的に感染以上に怖いのは、
そして、こんな有事によく言われるのが「状況に合わせて、
でも、それでも、うまく行かない場合もある。 1番いいのは、経済破綻が起きないこと。 2番目は、それを利用しモデルチェンジし、
その場合、絶対に、ヤケを起こさないでください。 炎上覚悟で言うなら、破産しても「たかが金だ」
同時多発テロの直後に業界に入り込み、
プライベートでは、ドSなのに、
そして、ニューヨークは、
コロナが蔓延しても、ニューヨークは今年も桜が咲いてます。
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