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まぐまぐ海外メルマガニュース
ライターPick up! Vol.001(2012.12.26)
尾中泰さん、岸村俊二さん、海部正樹さん
「海外メルマガ著者 発掘プロジェクト」担当のタノムラです。
「まぐまぐワールド」では、海外を拠点として世界で活躍しているメルマガ著者の方々を応援しています!
今回は、起業家の尾中さん、太陽光発電デザイナーの岸村さん、アニメプロデューサーの海部さんの3名をご紹介します。
挑戦したものだけが、経験できる世界がある
『50歳からの起業inシアトル』
尾中 泰(おなか ひろし)さん
シアトル在住 起業家、EnLinx Partners 代表取締役
山口県出身、生粋の長州人である尾中さん。外資系企業勤務を経て、50歳で日米の事業進出支援や人材育成などをおこなう会社「EnLinx Partners」を起業しました。
会社名EnLinxは 、En(縁)+ Linx(結ぶ)。誰もが持つ「縁」をビジネスの輪として広げていくことで強い関係が構築できる、という思いがこめられているそうです。
メルマガでは、尾中さんの頑固でまっすぐな性格がうかがえる幼少からの回想録のほか、ビジネス全般につながる考え方や精神論が、誰にでもわかりやすく語られています。
たとえば、7月22日発行メルマガの「あまのじゃく随想記」では、仕事を恋にたとえて説明。
恋は「するものでなく、落ちるもの」といいますね。落ちたことありますか? 青春時代の甘酸っぱかったり、苦い思い出があるのは落ちたことがある人の特権です。恋は私生活を潤してくれます。
「仕事」に惚れ込むのも良い事ですが、恋と同じく注意も必要。 損得関係なく仕事や商品に惚れて入れ込む。 そんな「落ちる」仕事に巡り会えることはとても幸せなことです。しかし、盲目的、献身的な働きは、本質の把握や理解を妨げたりします。特に間違った部分さえも我慢するというか美化する危険は、恋と同じ病です。仕事の場合、打ち込んでいる自分を俯瞰図で捉える。つまり、第三者の目で自分を観れることが求められます――
仕事、とは? 働く、とは? 起業を目指す人だけでなく、転職や就職を控える若者にぜひ読んでいただきたいメッセージが、たくさん詰まっています。
発電事業の最前線から、世界と日本を斬る
『岸村俊二プレゼンツ「世界と日本の太陽光発電!URA/OMOTE!!」』
岸村 俊二(きしむら としじ)さん
ハワイ在住 太陽光発電デザイナー、キシムラインダストリーUSA 代表
横浜生まれの岸村さんは、1990年、太陽光をクリエイトする会社「キシムラインダストリー」を横浜に設立し、2009年「キシムラインダストリーUSA」代表に就任。現在は太陽光発電のモデル州であるハワイでアドバイザーとコンサル活動をおこなっている、日本でただ一人の太陽光発電デザイナーです。
メルマガでは、岸村さんが携わった数々の太陽光発電プロジェクトをはじめ、世界の太陽光・風力発電に関する取り組みについて、さらには日本が抱える問題(原発を含む)についても言及しています。
たとえば12月11日発行メルマガ「ハワイの危機管理」では、ハワイの知られざる一面が(以下の抜粋はほんの一部です)。
先日ホノルルで「O'ahu Disaster Aftermath』というカンファレンスに参加してきました。…(中略)…もしオアフ島に災害が起きた時に、津波による影響はどのエリアか、倒壊する建物の損害、瓦礫の量とそれを運搬するトラックの必要台数、米国軍の援助はホノルル空港隣のヒッカム空軍基地からなど、さすが危機管理のできた国だと驚きました。これを見ると日本はすべて「想定外でした!」と言い訳をしています。…(中略)…日本では観光と遊びで賑わうハワイと思われがちですが、それらはハワイのごく一部です。常に津波などの危機管理と住民や観光客への危機管理が行われています。米国やハワイの全てが良い訳ではありませんが、日本が学ぶところが多いことは事実です――
このほか、日本のメディアでは決して取り上げられない発電事業の現状と裏事情が多く語られています。日本人ならぜひ知っておいてほしい、私たちの生活や未来に直結する重要な内容が満載です。
人との出会いが“起業してしまった”につながった
『ロサンゼルスで起業してまったボクの本気メルマガ!』
海部 正樹(かいふ まさき)さん
LA在住 アニメプロデューサー
「海部」という名前で思い浮かぶ人といえば、総理大臣も務めた超大物政治家を思い出す方も多いでしょう。海部正樹さんは、まさしくその政治家の二世。「親は嘆いたでしょう」とのご本人談はありますが、テレビ業界の第一線で活躍した後、今や海を越えLAで起業し、アニメプロデューサーへ。日本が誇れる日本人の一人です。
メルマガでは、自身の体験からなるアメリカでの起業方法をはじめ、ビジネスに役立つ具体的な実践法を解説。
たとえば11月20日から12月18日発行のメルマガでは、アメリカ式企画の売り込み「Pich(ピッチ)」について、詳しく説明しています。
『ピッチ(Pitch)』とは『投げる』という動詞。欧米の映像業界では、映画やテレビ番組の脚本家、監督、プロデューサーがコンテンツのアイデアを出資者に売込む場合とか完成したコンテンツを製作会社や配給会社に売込む場合に使います。
日本ではこういう売り込みを『プレゼンテーション』と呼びますね。これ本質的には同じなのですが、プレゼンが中立的に情報を提供するものであるのに対してピッチは、野球のピッチャーがボールを投げ込むごとく、相手にアイデアを一球入魂で投げ込んで説得するという意味で、より目的意識がはっきりとしている訳です――
世界に通用するクリエイターを目指すなら、渡米を選択する人も多いのではないでしょうか。日本とは勝手の違う地でより速く確実に成功を掴むためのノウハウを、このメルマガでたくさん学べるはずです。