今年は「13日の金曜日」が年に3度もやってくるなど、不吉な年とも言われています。そんな中、世界各地の超常現象や人類の危機を暴くメルマガ「MMR極秘マガジン」では、今後「人災」による地球滅亡が起きるかもしれない、と警鐘を鳴らしています。
驚愕! 人類滅亡警鐘レポート 次の大量絶滅は「人災」によってもたらされる!
スタンフォード大学の生物学科教授、ロドリオ・ディアゾ氏によれば、西暦1500年から現在まで、約320種類の脊椎動物が絶滅しており、各生物種の個体数も平均25パーセント減少しているという。生物が目に見えて減っているのだ。
「このまま進めば、地球上で6回目の生物大量絶滅を引き起こしかねない」
ディアゾ氏はそう指摘する。
かつて恐竜を滅ぼした大量絶滅の要因は、隕石の衝突であったといわれている。しかし、今回の絶滅は「人災」だ。
われわれ人類に責任がある。
古生物学者たちの主張によれば、人類20万年の歴史の中で、人間はおよそ1,000種の生物を乱獲や駆除によって絶滅へ追いやってきた。
16世紀以降だけでも、人類はリョコウバト(passenger pigeon)やタスマニアン・タイガー(thylacine)などを含む貴重な数百種もの動物を、自らの手で根絶してしまっている。
国際自然保護連合(International Union for the Conservation of Nature)によれば、現在も約2万種の生物が絶滅の危機に瀕しているということだ。
この「人災」は乱獲や駆除によるものだけではない。
もっとも大きいのは、生息地の破壊や過度の土地開発、つまり自然破壊だ。
人間の活動によってその土地固有の微生物が死滅し、その土地には本来存在しなかった生物(病原体を含む)が持ち込まれ、生態系のバランスが崩れてしまう。
ケニアでは国内数カ所のエリアでシマウマ、キリン、ゾウなどの大型動物を締め出し、大型動物の不在が生態系にどのような影響を及ぼすかを調べる実験が行われた。
すると、実験エリアは予想を上回るペースで草や低木が繁茂し、ネズミのような野生のげっ歯類が爆発的に増えたという。
彼らは草むらに簡単に身を隠すことができるため、天敵に襲われる危険性が少ない。
さらに、植物の種子など、食物にも事欠くことはない。これが野生のげっ歯類の増加につながった。
これは同時に、げっ歯類に宿る寄生虫を媒介とした病気が広まる確率も大きく高まったことを意味している。
このエリアでペストのような病気が発生すれば、瞬く間に広がり大量絶滅の引き金になり得るということだ。
ディアゾ教授は、種の絶滅とは単純に地球上からある種がいなくなるということではなく、複雑なエコシステムの重要なパートを失うことでもある点を強調し、われわれは個々の生物が果たしている環境への役割にも注意を払わなければならないと述べている。
このまま地球は大量絶滅の時期を迎えてしまうのか?
研究者たちは、この事態を好転させることが可能であると考えている。
そのカギは自然環境の「再森林化」「生物生息環境の再生」だ。特定の生物を本来の環境に戻し、人間の手で「動物相(fauna)」を再構築することで、この危機は乗り越えられる。
そう考えているようだ。
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