亭主関白をイメージしにくい時代
「離婚の話をしよう!」 夫婦問題カウンセラーが教える最強のシナリオ
今の時代は、亭主関白と言っても、イメージしにくい時代です。
モラハラと亭主関白は別物。
では、どうやって見分ければいいのでしょうか。
「おい、これは何だ? 誰がビールを出せと言った!!」
え?だって、先週刺し身を出した時に、
これから、魚料理の時は必ずビールを出すように!
と言ったはず。
またやってしまったらしい・・・今夜は何時間続くんだろう・・・
モラルハラスメント(モラハラ)と亭主関白は、
- 亭主関白は、家族を幸せにするため、
リーダーシップを発揮する。
モラハラは、自分だけが気分よくなるために、家族を犠牲にする。
家庭内での権力の使い方が適切か、冷静に見極めてください。
40年前、「寺内貫太郎一家」というドラマが大人気でした。亭主関白を絵に描いたような、石屋の頑固オヤジが主人公の名作ドラマ。この父親は、惚れ惚れするような独裁者!自己中心的で、厳格、家庭内のすべてを支配しないと気が済まないのです。
しかし、その実態は愛すべきもの。怒りっぽくて口下手だけど、涙もろくて人情に厚い、家族思いの優しいお父さん。強烈なリーダーシップで、お手伝いさんを含む5人家族をまとめています。
その証拠に、毎回番組の最後には、妻と二人で晩酌しながら、みんなの幸せを願い、しっかり反省までするんです(泣)
不器用な生き方しかできない、昭和のお父さんなのです。
しかし、モラハラは違います。
例えば、前に、冷めた焼き魚を出して怒られたとしましょう。
これでどうかしら?と焼きたてを出せば、
「なぜ、こんなに熱い魚を出す。ヤケドさせたいのか!」
と怒り、逆に、少し時間を置けば、
「ちょっと来てごらん。この魚、違和感を感じない?」
と結局、怒る。
想像もできない方向から何時間でも攻撃する、それがモラハラのやり方です。
だって、もし亭主関白なら、熱いまま出せばニコニコしてますからね(汗)
強引さを見れば、モラハラと亭主関白は紙一重。
もしも、こんな条件に当てはまるなら、
- 夫婦ゲンカの時、何も言い返せない。言い返す気が起きない。
- 「それで、あなたはどうしたいの?」の質問に答えられない。
- 私にも悪いところがあったので、しかたないと思う。
- 夫は言葉や本に異常にこだわり、執着している。
- 「自分の胸に手を当てて考れば?」など、
思わせぶりな表現を好む。
私の父は左官職人。子どもの頃から、家に出入りする職人仲間を見て育ちました。仕事熱心だけど、ギャンブル好きで荒っぽいオヤジ達。でも、お小遣いをくれたり、一緒に遊んでくれたりして、イヤな思いや、怖い思いをしたことは一度もありません。
自分の家族に接する様子も、まったく同じ。裏表ゼロ、バカが付くほど正直で、私は大好きでしたね(笑)
「離婚の話をしよう!」 夫婦問題カウンセラーが教える最強のシナリオより
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