【上司ウケ大事】叱られ上手な部下になるための6つのポイント

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こんにちは、まぐまぐ編集部のまつこです!

卒業・入学シーズンを迎える4月は新入社員が新たな仲間に加わる時期でもあります。

初めて社会に出てくる新人は仕事の仕方も不慣で当然失敗はつきものなので、先輩や上司に叱られる場面も出てくるはず。そんな時、叱られてただへこむのではなく、失敗をばねに成長してくれる後輩、さらには先輩が愛をもって叱りやすい後輩というのは手をかけて育てていきたいと思いますよね。

先輩が「もっと伸びる子だ」と感じる叱られ上手な部下の特徴

 

●素直に吸収する

叱られた時についついやってしまいがちなのが、内容を聞いても素直に受け止めずふて腐れたり、「でも…」とすぐに反論や言い訳をしたりすること。主張があったとしてもまずは叱られた内容をいったん自分の中に受け止めることで、叱られた内容を自分の頭に落とし込むことができるので自分の主張への理解度も増します。

●共感する

叱られる人と叱る人の間には、会社での地位や家庭環境などが大きく異なることが多いはずです。また、人が誰かを叱っている時にはその人も感情が乱れていたり、話の整理がついていなかったりする可能性もあるので、できる限り相手の立場になって話を受け止めることが大切です。

●謝り、理解したことを伝える

内容を受け止めた後は、「おっしゃる通りです」「申し訳ございませんでした」と理解し反省していることを相手に伝えるのも大切。さらに「ご指摘ありがとうございます」と叱咤に対して感謝の意を表すことができれば、叱った人も悪い気はしないはず。

●根に持たない

叱り方がどうあれ、「叱っていることを根に持っている」と感じた人はそれ以降本気で叱ってくれなくなります。それはつまり見捨てられたともいえることで、ミスをしても助けてくれなかったり、その対応がその場しのぎとなり、結果として叱られた本人の向上にはつながらなくなります。

●期待をもたせる

なかなか実行できないのが、「自分の次の行いに期待を持たせること」です。叱られると自信を喪失してしまうこともあるでしょうし、その場で「次は見ていてください!」なんてアピールはなかなかしにくいかもしれません。しかしながら、このポジティブ思考と頼りがいをアピールすることで仕事ができる印象も与えられますし、叱られた後のお互いの関係もギクシャクしにくくなります。

●直したうえで、プラスアルファを追加する

最も重要なのが「指摘されたことプラスアルファで答える」です。指摘された内容は表面的な問題が多いので、次の機会には必ず直しておきましょう。ここで言うプラスアルファというのは、「指摘することになったそもそもの原因がどこにあるのか」を理解することです。叱る相手が含んだ「どういう部分の意識が足りないからこういう問題が起こった」という自分の意識の問題に注目することで、叱られた指摘以上の改善をみせることができます。

以上のポイントをおさえることができれば、自分に対する叱りの内容や叱り方も変わってきますし、より可愛がられる後輩として手をかけてもらえるはず。これから新社会人になる人だけでなく、今の上司とうまくいっていない人もこの「上手な叱られ方」を身につけることで相手の反応がかわり、さらには自分のスキル向上にもつながっていきます。

全てを今すぐに実践することは難しいかもしれませんが、まずは叱られる際の自分の考え方を見直すところから始めてみましょう。

 

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(まぐまぐニュース編集部/まつこ)

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