学校法人「森友学園」による補助金詐取事件に関連して、詐欺罪などで起訴されていた同学園の前理事長の籠池泰典(65)、妻の諄子(61)両被告について大阪地裁は23日までに、保釈を認める決定をした、と複数の通信社が報じた。関係者への取材で明らかになったとしている。
森友学園をめぐっては、小学校の土地値引き問題に関連して、財務省が破棄したとしていた学園との交渉記録、いわゆる「森友文書」の改ざん問題が判明したことで、23日に改ざん前の文書を国会に提出したばかり。籠池夫妻の保釈が認められたことで、この問題に新たな証言などが出てくるのか注目される。
なお、籠池夫妻を長く取材している著述家の菅野完氏は個人事務所の公式Twitterアカウントで、保釈の最終決定はまだ出ておらず、決定は明日以降との情報を投稿している。(随時更新)
あのね…
今日でたあの速報、急ぎすぎ。
まだ「籠池保釈」の最終決定は出てない。このあと検察が準抗告してくる。その結果が今日でることはない。本決定は明日以降。メディア各位。バタバタするのは明日以降でいいですよ。
— 菅野完事務所 (@officeSugano) 2018年5月23日
image by: 塚本幼稚園HP