暖かくなるのはいいのですが、鬱陶しいのが蚊などの害虫。体のことを考えると、天然由来の虫よけを使いたいところですよね。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では著者の須田將昭さんが、蚊だけでなくゴキブリ避けにも効き、さらに入浴剤にも使えるという万能選手「ハッカ油」の効能を紹介しています。
万能選手ハッカ油にお任せ
夏の虫除けというには少し早いのですが、蚊やブヨ対策だけでなく、ゴキブリ対策にも使えるという便利な万能選手「ハッカ油」をご紹介します。
ハッカ油は、ハッカソウというミントを乾燥させ抽出した植物油です。いろいろな使い道がありますが、まずは虫除けについて。
スプレータイプのボトルにハッカ油を5~10滴程度、無水エタノールを10ml入れてよく混ぜます。それに水を90ml加えて出来上がり。なんて簡単な…ですね。100ml入りのスプレーボトルは比較的どこでも手に入ると思いますので手軽です(無水エタノールを加えないと、水だけでは混ざりません)。
直接肌にかけるのは刺激が強すぎる場合もありますので、ご注意を。袖口や襟など、衣服に吹きかける方が無難でしょう。
また蚊やブヨなどが体に近づくのを防ぐだけでなく、台所の足元などで、ゴキブリの通り道になりそうなところに吹いておくと害虫除けにもなります。爽やかな香りもあるので、私はトイレ掃除にも使っています。掃除をした後に、足元のマットに吹きかけておくと、防虫にもなりますし、匂い対策にもなります。
1滴、2滴、ティッシュに垂らして置いておくのも部屋の中の空気が清涼感をもったように感じます。爽やかな感じなのと、またミントの香りは脳の活性化にもいいと聞いています。勉強前にちょっと1滴、ティッシュに垂らしてそばに置くのもいいのではないでしょうか。
暑い時期には、湯船に垂らすのもいいようです。ただ、入れすぎると寒く感じるほどになるので要注意です。湯温と体感温度の違いで、火傷をしてしまうこともあるようです。
いろんな使い方があって、非常に便利な割りに意外に安くでも手に入るのでありがたいのがハッカ油です。それでも使い方には気をつけてください。直接肌につけるのは刺激が強すぎるので避けるのはもちろん、火気に近づけるのも危険。
利用される時には必ず使用上の注意をよく読んで、やってはいけないこと、危険なことがないか把握してからお使いくださいませ。