若い女性を中心に絶大な支持を集める「しまむら」ですが、地方への出店が飽和状態になりつつある中、遂に都市部への出店を本格化するようです。これを受け、無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者・佐藤昌司さんは、しまむらの都市部出店が本格化すれば、似た業態・価格帯のユニクロやGUと本格的に激突する可能性が高いとしています。
しまむら、都市部出店でユニクロ・GU連合と激突
カジュアル衣料品大手のしまむらが都心の一等地を含めた都市部にも出店していく方針です。これまで地方のロードサイドを中心に出店を重ねてきたため、都市部は同社にとって開拓が遅れていた地域となっていましたが、今後はその様相が変わってきそうです。
都市部での出店は同社が筆者の取材に対し明らかにしたものです。銀座や新宿、原宿といった超一等地への出店もありうるとし、出遅れていた都市部での出店を急ぎます。
同社は現在、主力業態の「ファッションセンターしまむら」を約1,400店展開しています。他に、若者向けの「アベイル」やベビー・子供用品の「バースデイ」、雑貨中心の「シャンブル」などを展開し、グループの国内店舗数は約2,100店にもなります。将来は3,000店にまで増やす方針です。