前回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では、廃業するたこ焼き屋さんから著者で科学者のくられさんがこっそり聞いたという「秘伝のたこ焼きソース」のレシピを太っ腹に紹介してくれましたが、今回は家庭でも「カリッフワ〜」な極上のたこ焼きを焼く方法について紹介しています。
【関連記事】閉めるから教えたる。大阪のおばちゃん直伝たこ焼きソースレシピ
たこやきの科学
前回の「閉めるから教えたる。大阪のおばちゃん直伝たこ焼きソースレシピ」ではたこ焼きのソースの話をしましたが、今回はたこ焼きの作り方本体の話になります。
たこ焼きなんか、たこ焼き粉を買ってきてたこ焼き器に入れればいいんじゃないの…と思う人もいるかと思いますが、さにあらず、美味しいたこ焼きを家で作るのはそれなりに論理武装が必要なのです。
【材料】
- 市販のたこ焼き粉:自分で調整してもいいのですが、市販の粉で十分
- 紅ショウガ:細い安いもので十分
- 水
- タコ
- 卵
となり、別に何らノーマルのものと差はありません。では何を工夫するのか? まずは焼き器の選定です。一般的に家電量販店に置かれているたこ焼き器は電熱式です。電熱式は、手軽で良いのですが、赤外線の波長が短く中心から火が通ってしまいます。
たこ焼きは表面をカリっと焼いて、中心部は蒸し焼きにした茶碗蒸しのような状態がベストです。カリフワってやつです。