以前掲載の「黒船は二度やってくる。Amazonはなぜコンビニ業界に乗り出すのか?」でも詳しく紹介したAmazonの新サービス「Amazon Go」。これをアメリカでさっそく体験したというメルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的プログラマーの中島聡さんが、実際の使い心地と品揃えについて、詳しくレポートしています。中島さんがプロとして感じたAmazon Goの可能性とは?
Amazon Goを体験する
先週、たまたま近くで食事をする機会があったので、Amazon Goを体験して来ました。日本でも報道されたのでご存知の方も多いと思いますが、Amazon Goは一言で言えば、レジ無し・コンビニです。
入り口はこんな感じで、赤いジャケットを着た二人は店員です。本来ならばこの二人は不要ですが、まだ不慣れな人も多いので、案内係として常駐しています。
Amazon Goで買い物をするには、専用のアプリをスマートフォンにインストールし、Amazonのアカウントと結びつけておくことが必要なので、その説明をしているのです。
そして店舗に入る際に、そのアプリのQRコードを入り口のゲート(下の写真)のスキャナーにかざすのです。日本の鉄道のゲートを通る時の感覚ととても似ています。