2月9日、AbemaTVで『エゴサーチTV』が放送され、俳優・保阪尚希が出演した。
“エゴサーチ”とはインターネット上で、自身の名前などを検索して自分自身の評価を確認する行為のこと。本番組は、“エゴサーチ”が得意なお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣がMCを務め、毎週迎えるゲストと一緒に、ゲストに関する“エゴサーチ”をしながらインターネットで出てきた情報や噂などについて、嘘か本当かジャッジし、訂正していく1時間のトークバラエティ。
番組初の生放送回となったこの日、これまでにも番組中の様々な発言でネットニュースを賑わしてきた番組MCの西野は番組冒頭で、「今日は何喋っても全部使われるという事で、宜しくお願いします」と意気込みを明かした。
ゲストの保阪が登場すると「よく俺を生に呼んだね。1番呼んじゃだめな奴だよ?」と、スタジオに入るなり自らを自虐し笑いを誘った。
早速、ウィキペディアで保阪の経歴を見た西野が、1990年代に多数のテレビドラマや映画に出演をし、俳優の萩原聖人、俳優やアーティストもこなす福山雅治と共に“新・平成御三家”と呼ばれていた当時の様子を質問すると、「舞台挨拶とかで、8階建てのビルの屋上に劇場があったりすると、入れない人が非常階段にずらっと並んでいた」と、その人気ぶりを告白し、スタジオを驚かせた。
また、「当時と今ではギャラも全然違う。我々の頃は芸能人自体が少なかったし、バブルの時期だから」と保阪が話すと、西野が「ギャラ聞いてもいいですか? ドラマ1本出たら?」と質問。すると保阪は、全く隠す様子を見せず、「1時間で? 300万くらいかな。だってCMが1本1億のときよ?」とあっさり答え、西野とスタジオをさらに驚かせた。さらに、そのギャラをもらっていた当時の年齢が22歳だったと告白した保阪の、「だから人生で金困ったことないもん」という発言に、西野は「言ってみたい、嫌われたらいいのに(笑)」と、思わず笑ってしまう一幕も。
人気絶頂期のバブル時代のトークは続き、当時、カバンの中に2000万もの現金を入れ持ち歩いていたという保阪は、「お酒もたばこもギャンブルもやらないからお金の使い道がないけど、税金とられちゃうから大好きな車にお金使っていた。でも、親がいないし、保証人もいないからローンが組めなくて、全部キャッシュで買っていた」と、その経緯を説明し、一時最大で38台もの車を所有していたことを明かした。
また、保阪がこれまでに買った車の台数について、ネット上では様々な数字が出回っていることを説明し、「本当は300台以上」と、改めて購入台数を明らかにした。
番組後半では、保阪が現在行っている年商10億円も稼ぐ通販事業についての話題に。西野も「これ聞きたかった!」と話し、通販事業を始めたきっかけを質問すると、保阪は「10年前、40歳を迎えて、『今後なにをやろう』と考えたときに、今自分が持っている情報や経験を形にしなきゃと思った」と語り、自身の商品をスタジオに持ち込み、西野さんに商品の実演を行った。
また、1番最初に作った商品を“パン”にした理由として保阪は、「本当はサプリメントを売りたかったけど、芸能人がいきなり通販会社立ち上げて、サプリメント売り始めたらいかがわしいでしょ?」と語り、せっかくいい商品を売っているのに疑われてしまうのはもったいないと感じ、食品の中で1番わかりやすいと思ったパンを選んだ経緯を明かした。
3年にわたるマーケティングの成果でそのパンも大ヒットだったと話す保阪は、「お年寄りや子供のことを考えて、火は危ないなと思って電子レンジなどの調理器具も作ったら、6年前からしょっちゅう1億くらい売れてる」と、度々Yahooニュースで話題になる自身の売上についても言及し、スタジオを驚愕させた。番組の最後に、西野が「お金持ちになれる秘訣を教えてください」と、質問すると保阪は「よく言うんだけど、お金に走ったらだめ。自分がスターになりたかったら、自分に投資するのよ」とその秘訣を明かした。
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