ロジャーズ・ホールディングスの会長を務めるロジャーズ氏は電話インタビューで、「再び弱気相場に入る時は、人生最悪のものとなろう。債務はあらゆる場所に存在し、今やさらに大きく増えている」と語った。
ダウ工業株30種平均は金融危機の際、2007年10月のピークと09年3月の安値との比較で50%余り下落。IT(情報技術)バブルでは2000年に高値に達した後、02年に安値を付けるまで38%下げていた。
(まだ入っていないが)「弱気相場に入る時は、人生最悪のものとなろう」だそうです。原因は、「債務」(借金)だと。そして、ブルームバーグは、「07~09年に株価は半分になった」「ITバブル崩壊で、38%下がった」と過去を振り返ります。
ロジャースさんは「人生最悪になる」といっているので、今回というか次回の弱気相場は、「半分以下になる」ということですね。
まとめますが、ジム・ロジャースさんは、株価について
- 大幅な下げが続くと予想
- 弱気相場にはまだ入っていない
- 次の弱気相場は、「人生最悪」(リーマン・ショック後よりさらにひどい)になる
ということだそうです。パニくる必要はありませんが、要注意ですね。
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