多くの漫画家の憧れとなり、「漫画の神様」と呼ばれた手塚治虫先生。「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」、「火の鳥」など、今でも世代を超えて人気のある作品を数多く残していますよね。
そんな手塚治虫さんが亡くなったとき、ショート・ショートでおなじみのSF作家・星新一さんが追悼文として寄せた怒りの声が、もっともだ、その通りだとツイッター上で大きな話題になっています。
画像とコメントをツイッターに投稿したのは、ツイッターユーザーでWeb「真崎守図書館」管理人の最中義裕さん(@monakayoshihiro)。
一体どんな「怒りの」追悼文だったのか、まずは当該ツイートを早速ご覧ください。
29年前、手塚治虫先生が亡くなられた時、多くの方々が追悼のコメントを寄せられ、そのどれもが価値ある名文でありましたが
星新一先生のこの怒りの文章は、当時とりわけ印象に残るものでありました pic.twitter.com/lM2SCPsCkT— 最中義裕 (@monakayoshihiro) 2018年2月9日
これには納得ですね、私もそう思います。手塚先生は勲章や肩書きにこだわる方ではなかった印象がありますが、それでも現在までの功績を考えると、もう少し理解を示してもよかったのではないかと思いますよね。
今後は、芸術や文化(とりわけ、アニメや漫画など)に対して、正当な評価を与えるような国になっていただきたいと願わずにいられません。才能ある人材が海外に流出してしまう事態を防ぐためにも、もう少しお金の面でも地位の面でも評価されるようになったらいいですね。
ちなみに、私は手塚先生の「空気の底」シリーズが大好きです。
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
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