幼い頃、おこづかいを握りしめて向かった駄菓子屋さんや祭りの縁日。。。
そんな場所で必ずと言っていいほど目にしたのが、ソースせんべい屋さん、そしてそれに塗る「梅ジャム」でした。あの味の通り、甘酸っぱい思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんな懐かしの「梅ジャム」を発売する、梅の花本舗(東京・荒川区東尾久)で同ジャム唯一の製造者・高林博文さん(87)が、機械の老朽化と自身の体力の限界を感じ、創業70年目にあたる昨年末に製造を終了したことがわかりました。私たちが「梅ジャム」を口にできるのは、いま流通しているもの限りとのこと。
またも、昭和の駄菓子文化がひとつ消えていく。。。
そんな悲報を受けたネットユーザーたちによる、「梅ジャム」製造終了を惜しむツイートをまとめてみました。
ちなみに、作り方は誰にも教えていないのだとか。こんなところにも「昭和の職人魂」を感じます。
この話はよく覚えてる。
自分が終わったら、梅ジャムも終わり。という事で作り方を継承させない志というか生き様というか……ホントに素晴らしい方— おもちゃん@mhxx (@omochi_koori) 2018年1月25日
梅ジャムは儲からないし手間だし機械の老朽化もあるから孫娘が教えてもらおうとしても教えてもらえず自分一代で終わらせるとか言ってた記憶
— Hermit@ヤドカリ (@Hermit0901) 2018年1月25日
そうそう、このソースせんべい用のうすーいせんべいに梅ジャムを塗って食べるのが大好きでした。
梅ジャムをこないだせんべいに塗って食べた時に偶然梅ジャムがハート型で出てきました😍まさか梅ジャムが生産終了なんて…😭残念です#梅ジャム pic.twitter.com/5bwnj5iFNo
— MrSou (@MrSou7) 2018年1月25日
わかるわかる。これで元号まで変わったらいよいよ「昭和は遠くになりにけり」ですよねー。
SMAP解散して小室さん引退して梅ジャムなくなったらますます私のジェネレーションがロスト。
— いしむ (@ishim49) 2018年1月25日
梅ジャムとともに、このステキな味わいの箱も見られなくなってしまうんですね・・・。
梅の花本舗さんの梅ジャムが入った箱。こんなに味があって素敵でした。#梅ジャム pic.twitter.com/zNX8CBAM9Z
— 駄菓子辞典 (@dagashijiten) 2018年1月25日
何なんだ、中古タイヤ市場相模原店。ステキすぎるぞ!トーストサンドに梅ジャムかけたい人は今すぐ走れ!
梅ジャムが販売終了か。
中古タイヤ市場相模原店では(01/03時点で)自販機で売られてるのでみんな買おう!
ついでにラーメンとかトーストサンドも食うと良いぞ!自販機でな!
おみくじも引こう!自販機だ! pic.twitter.com/4mcyIPwnkn— 盆@自販機ガチ勢(仮) (@max18000rpm) 2018年1月25日
いかがでしたか? 最後に、製造者の高林博文さん、本当に長い間お疲れ様でした。
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
image by: WikimediaCommons(yotate)