東海地震をはじめとする大地震の可能性や、さらに近年の異常気象の影響で災害がいつどこで起こるかわからない日本。日頃から災害対策に真剣に取り組むことが一番の「防災」とも言えます。そこで、今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、著者の真井花さんが紹介する「災害サバイバル料理」をご紹介。停電時でも作れるレシピなので、災害時に備えて、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか? キーワードは、サバ缶です。
サバ缶から学ぶモノ
さて、本日は災害サバイバル料理のお話。
災害大国の日本。首都圏や東海、南海地域では将来必ず地震が起こると言われていますね。しかし近年では、地震だけではなく河川の氾濫や集中豪雨で水害も頻発しており、全国どこにいても被災する危険が高まってきました。私が住んでいるところは、地震がないと言われていますが、阪神淡路だって熊本だって、「ココは地震が来ない」と信じられていた場所ですからねえ。
ところが、こうした災害に備えようと思っても、実際に被災した経験がないと、何が役立つのか予想できない…ことです。個々の被災状況にも依るでしょうし、便利すぎる現代生活で社会的インフラが寸断されてしまう不自由さが想像を超えてしまっているんですよね……。
そのイミで、備えておいた方がいいスキルがなにかを正確に予想するのはムリです。が、おそらく生活スキルで一番近いのは、ワイルドめのアウトドアで要求されるスキルくらいじゃないかと思うんです。
- 熱源は薪や炭くらいから火を起こして
- 水は水飲み場まで汲みに行って
- 使える食料は限られていて
- 電動のものは電池残量次第…
こんな感じ( ̄∇ ̄)。まあ、電気はだいたい真っ先に復旧するそうなので、ちょっとはアテもしてもいいのかもしれませんが。こういう状況をとりあえず想定して、モノだけじゃなくスキル系も備えておきたいものです。