「ブラック企業」は、従業員を不幸にするだけでなく、一度そのレッテルが貼られていまえば企業の信頼は失墜し、相応の社会的制裁を受けることになります。そんな事態を避けるために、今回の無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では著者で社労士の飯田弘和さんがブラック企業の特徴を挙げるとともに、「ブラック企業大賞2017」にノミネートされた企業の実態も紹介しています。
御社は、ブラック企業になっていませんか?
「ブラック企業」の定義、知っていますか? もともと、「ブラック企業」とは、「新興産業において、若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって使い潰し、次々と離職に追い込む成長大企業」というものでした。「ブラック企業」という言葉が、広く一般に知れ渡るようになってからは、もっと広い意味で使われるようになりました。最近では、「ブラック企業」という言葉が独り歩きしてしまい、ちょっと気に入らないことがあると、「ウチの会社はブラック企業だ!」「あの会社はブラック企業だ!」などと言って回る者もいます。
今では、次のような企業を「ブラック企業」と呼ぶようです。
- 法律を守らない企業
- 働いている人を、人間として扱わない企業
- 違法な長時間労働を強いて、労働者の心身を危険にさらす企業
- パワハラがまかり通っている企業
- 悪徳業者(これはちょっと違うような気がしますが…)