高城剛が警告する、この地球があと100年もたない深刻な理由

 

高城剛さんの回答

「地球を最適化する」の意味がいまひとつ理解できておりませんが、現在、我々が直面している「地球を最適化する」必要があるのは、急速な人口増なんです。

欧州の移民難民問題の本質もここにあり、すでに、この星の人口は70億人を超えており、今世紀中に100億人突破するのは間違いなさそうですが、このペースでいくと来世紀には、200億人を突破しかねません。

地球の定員説には諸説あり、太陽エネルギーと物理的な地球上の耕作地や光合成率、そして、人間が必要とするエネルギーからみれば、どう考えても、この星は100年は持たないという識者の話は、傾聴に値します。

すなわち、「地球を最適化する」必要があるんです、人口的に。

それゆえ、人為的でなくとも、この星そのものが自ら「地球を最適化する」可能性が高まっているように思えてなりません。

もし、それが災害を意味するなら、いまから思案すれば「リアルエステートテック関連で業界トップシェア、従業員幸福度ナンバーワンを目指し、世界中の人々の生活の質を大きく向上させる」ことができるでしょう。

どちらにしろ、大サバイバル時代になりますからね。

生き残れる人と、そうでない人の二極化で、経済的二極化は、序章にすぎません

これが、「地球を最適化する」マクロな視点。また、ミクロな視点は、色々なお考えもお悩みもお持ちでしょうが、「自分の影響力を拡張する」などスッパリ諦め、「資本主義経済の中」でもっと偉大なるケインズが言うように、

「機械化によって労働の質そのものが変わる時代に生きる人間は、それまでの金持ち翼賛が資本蓄積を実現するための方便だと看破し、尊敬されるのは、本当にいまを充実して生きられる人物である」

と述べていることからもわかるように、「いまを充実」することだけを、もっとお考え下さい。

それが、ご自身を「最適化」することにつながるでしょう。

image by: Shutterstock

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