煙草による煙害は、本人だけでなく周囲の人にも影響を及ぼす。
しかし禁煙に成功した喫煙者は、全体の6.2パーセントにとどまるというアメリカでのデータもあり、ニコチン依存から抜けだすことは非喫煙者が考えている以上に難しい。
そこで海外では、パッチやガムなどの補助薬を使用した治療以外にも、パッケージに病理写真などを載せることで視覚的に喫煙の害を訴える“たばこ警告表示”なども積極的に行われている。
今回ご紹介する映像も、“視覚的”に煙草の影響を訴える実験動画である。
実験ではコットンを入れたガラスボトルを肺に見立て、ポンプで煙を吸引することで喫煙状態を再現している。
動画を公開したChris Notapさんによると、一日に吸引する煙草をワンパッケージ二十本と想定し、喫煙が肺と喉に及ぼす影響を再現したという。
動画の実験では、喉に見立てたチューブを肺の後ろに接続することで、疑似的に“煙を吐く行為”を再現している。
二十本を吸い終わる頃にはコットンはニコチン色に染まり、チューブやボトルにはネットリとしたニコチンが付着していることがわかる。
こうした影響が、何年にもわたって日々絶え間なく続けられていくわけである。
煙草を嗜好品として嗜むことも愛煙家の楽しみであることは間違いないが、禁煙を考えている方は、この動画で煙草が肉体に及ぼす影響を真剣に考えてみてはいかがだろうか。
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参照・画像出典:YouTube(Chris Notap)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
記事提供:ViRATES