潔癖症・黒田勇樹がラーメン屋で見てしまった「恐るべき文化の違い」

kuroda0823
 

最近夏バテ気味で食が細りがちだという、元俳優・現フリーターの黒田勇樹さん。とある激安ラーメンチェーンで見かけたという、店員さんのワンシーンに、相当感じ入ったようで、その模様を自身のメルマガで詳細に紹介しています。……潔癖症の方って、いろいろ大変っすね。

日常「恐ろしいものを見た」

夏バテなのか飲みすぎなのか、最近胃腸がおかしくてあまり飯が食べれていませんでした。

意固地になっている俺に彼女が「胃薬飲めば?」と漢方薬くれたので飲んでみたらとても調子が良くなったのですが、どうにも胃が小さくなっていて、一気にたくさんの量が食べれない。

普通の1人前だと食べ終わるまでに2時間ぐらいかかっちゃうし食べたあともすぐには動けない。

映画だ舞台だ脚本だとバタバタしている時期に、3時間動けなくなるのはリスクが高いので軽めの食事ばかりになっているんですが、そこで活躍するのが、390円ラーメンで有名な日高屋

なんとあそこには「半ラーメン」というメニューがあって、セットとかじゃなくてもそれ単品で頼めるんです。

200円。

200円ですよ。

キムチと生ビール、一緒に頼んでも680円ですよ!!!!!

どこの街にもあるので、ちょっと時間見つけたら日高屋入って半ラーメン。

下手したら1日3回ぐらい入ってます。

で、どうにか胃が大きくならないか食い続けている、というのが前段。

先日、次の仕事まで1時間ちょっと空いていたのでまた日高屋へ。

コンビニで安いゴルゴサーティーン買って暇つぶししつつ半ラーメン食べてたら、水差し、あの、お客さんが飲む水を注ぐポットみたいなヤツ、あれの蓋が床を転がって行ったんです。

日高屋行かない人にはわかりづらいかもしれませんが、日高屋は店員さんの9割が外国人

文化の違いも含め昔から衛生感については不安があったものの、「安かろう悪かろう」だと目をつむっていたんですが、このポットの蓋は、注ぎ口が一体化しているので直接食品に触れる部分

それがラーメン屋特有のベタベタした床を転がっていくわけです。

「ああ、これを店員が拾ってそのままポットに戻すところを見てしまったら俺はもう二度と日高屋に来れなくなってしまう」

と、思いながらももう蓋から目を離すことができずゴルゴそっちのけで事態を見守っていたところ。

フィリピン系の女性店員が蓋を拾い、ポット本体の方へ。

「やっぱりそのまま蓋するのか……」と絶望しかけたところ。

彼女は蓋をする前にポット本体を手に持ち、そのポットの中の飲み水をかけて軽く蓋を洗うという暴挙に!

恐るべし、文化の違い!

で、そのポットの中の水で軽く流した蓋をそのまま装着

「洗ったといえば洗ったし、落ちたまま蓋したっちゃ蓋したし……」

日頃自分を潔癖症と呼んでいましたが、この事態を目撃し、「安心」していいのか「絶望」していいのか、全くわからない初めて経験する心境

こういう「未知の感情」を、ひとは「恐ろしい」と呼ぶのだと理解しました。

これからも、日高屋、行こうと思います。

image by:Shutterstock

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