とある百貨店のマネキン画像のツイートがネットで大きな話題となっています。無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者・坂本りゅういちさんがその投稿から感じ取ったのが、先入観を覆す発想力。記事内で、すべての業種に共通する「自由に発想することの重要性」について記しています。
発想は自由
ここ数日、Twitter上で話題になっていたお店の画像をご覧になりましたか? どこかのスーツ売り場の写真で、マネキンがとんでもない角度で展開されているというものです。一応、参考に貼っておきます(注:togetterサイトに移動します)。
● セットした店員さんはよっぽど楽しかっただろうな…と思うほどスタイリッシュなマネキンが話題に「マネキンの可動域なめてました」
セットした店員さんはさぞ楽しかっただろう pic.twitter.com/vRHuhRS3Zd
— 呪い提督@りぃあ (@noroiteitoku) 2017年8月27日
image by: Twitter(@noroiteitoku)
洋服売り場で使われているマネキンは、通常、前を向いて立ったままの状態です。しかしこれは、見ていただくとわかると思いますが、バク宙の途中のようなポーズだったりジャンプして両手を広げているようなポーズをとっています。
まぁ、実はこれは、百貨店のそごうで、可動域の広いマネキンをリースして行われている展示です。少し前に、ニュース記事にもなっており、当時から話題になっていました。
その効果のほどは、定かではありませんが、注目したいのは、この発想力です。一般的なアパレルショップに勤めていると、マネキンがこんなに動くことはないと誰もが知っています。だから当然、どこでも見れるようにマネキンには洋服を着せて、立たせたままのポーズを取らせます。それが当たり前だからです。
しかし、それはあくまでも先入観からくるものでしかありません。この躍動感あふれるマネキンのポーズは、それを覆した発想から生まれています。そんな発想が、見た人に面白いと思わせて写真に撮られ、全国的に知られるきっかけを生んでいるわけです。