企業が伸びていくためには、新人・中堅あらゆる人材の成長が欠かせません。とは言え上役として、彼ら全員に対して細かい指導を行いつつ自らの仕事もこなすのはなかなか難しいものでもあります。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者・坂本りゅういちさんが記しているのは、上司が何もせずとも新人と中堅スタッフが「勝手に育つ」という魔法のようなシステム。実例を上げつつその効果を紹介しています。
中堅が動く店
お店に新人スタッフが入ってくると、必ず中堅スタッフが生まれます。店長がいて、新人スタッフがいて、その間の人たちのことですね。
うまくお店を回そうと思うなら、そういった中堅スタッフたちがいかに自分たちで行動してくれるように仕向けられるかが鍵となります。中堅スタッフが動くお店は、本当にうまく機能します。
店長は自分の仕事に集中しやすくなり、販促活動ができるようになります。新人スタッフは新人スタッフで、直の先輩や上司が面倒を見てくれるので、問題解決がしやすくなります。良いことづくめなわけです。
そうして、中堅スタッフに動いてもらうためには、必要なことがあります。自覚を持ってもらうことです。
「自分のポジションが大切なんだ」
「自分が新人スタッフの面倒を見るんだ」
と自覚を持ってくれるようになれば、動きも変わってくるのです。そのための方法はいくつもあります。
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