インドで「ここには何もない」ということで、「0」が発明されたことで、「1,025」というような「百の位に数字はない」ということが簡単に表されるようになり、それが計算を飛躍的に楽にしてくれました。どんな数でも0~9の10種類の数字で表せるのです。
これは本当に画期的なことだからこそ、歴史の教科書でも「ゼロの発見」というのが記述されるのです。
歴史の教科書に出てくるさりげない用語の一つにも、非常に大きな物語が隠れてるんですね。歴史の教科書にしても、授業にしても、紙幅と時間に限りがあるので、どうしても通り一遍で済ませざるをを得ません。
本当はすごく面白い、ワクワクするような話なのに、それに時間が割けない…、ということは、きっと歴史の先生も感じてらっしゃるんだろうなと思います。
そういうことをひっくり返して探してみると、いろんな発見がありそうです。気になっていた用語があったら、一度、それを深く調べてみませんか?
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