最近、「CASH」という質屋のようなシステムのアプリが注目を集めていることをご存知でしょうか。このアプリの売りは、何といっても「ブランド品を写真に撮って送れば、品物を送る前にすぐキャッシュに変えてくれる」という手軽さです。しかし、世界的プログラマーの中島聡さんは、自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』で、「困っている人からお金を巻き上げる高利貸しだ」と、厳しく言及しています。
貧テックビジネス CASH
最近、仮想通貨関連の詐欺やネズミ講まがいのビジネスが増えて来て困ったことだと思っていたら、一目で「これはまずいだろう」と分かるサービス、CASH がローンチされました。
「あなたの目の前にあるアイテムを写真に撮るだけ。一瞬でアイテムがキャッシュに変わる」というキャッチフレーズで、一見すると(人と人との中古品の売買の敷居を下げて大成功した)メルカリを、さらに便利にしたようなサービスです。スマートフォンで撮影したアイテムの写真を送るだけですぐに査定され、ボタンひとつで現金が手に入るという夢のようなサービスです。
珍しいということもあり、ネットの反応もとても賑やかでした。
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この手のサービスのローンチとしては、大成功と言えると思います。
第一印象は、「スマートフォンを活用した中古品の売買業者だな、粗悪品を送ってくる客も、アイテムを送らずに逃げてしまう客もいるだろうし、そこはどうやってさばくのだろう」ぐらいのイメージでした。