学生の頃に日本史の勉強を疎かにしてしまったが故に、歴史の流れがイマイチ曖昧…。そんな方のために、今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では共同執筆者の川合和史さんが、縄文時代から明治時代までの「ポイントを抑えたわかりやすい解説」を記しています。まさに歴史の流れは大河の如し、です。
本当にざっくり日本史ふりかえり
本当は「ざっくり日本の歴史」は、全1~2回で終わらせるつもりだったんです。それがついつい長くなってしまったので、初心に返って本当にざっくり日本史を振り返ってみたいと思います。
◎縄文時代(約1万5,000年前~紀元前4世紀頃)
縄文より前の話も、縄文時代も、この辺は基本的に遺跡から発掘されたものがその時代を知る手がかりです。石器とか土器とか貝塚に捨てられたものとか。
石器で見ると、縄文以前は、旧石器時代。縄文時代は新石器時代となります。縄文時代に入ってからは、竪穴式住居というおうちも作るようになりました。青森の三内丸山遺跡に行ったら、住居なども再現されていましたので、是非一度行ってみてください。
土器に縄目の文様がついていたことから、縄文土器と言われ、それが使われた時代を縄文時代といいます。
以前は縄文時代の生活は狩猟や採集が中心で、稲作が始まったのは次の弥生時代ってことで区切られていたんですが、どうも縄文時代だとしていた区切りの後ろの方ではもう稲作が始まっていたとかなんとか、新発見のせいで話がぶれてきています。今の学校ではなんて教えてるんでしょ。