先日「トランプのFBI長官解任騒動は、第2のウォーターゲート事件なのか」という記事で詳しくお伝えしたように、FBIの長官・コーミー氏を解任したことで崖っぷちに追い込まれてしまった米トランプ大統領。世界情勢の裏側に詳しい高城剛さんは、自身のメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』で、今回の「ロシアゲート」事件の背後にいる人物として、あの大統領選で戦った「ヒラリー氏」を名指ししています。
トランプを追い詰める「ロシアゲート」事件とヒラリーの関係とは?
今週は、ロシアとの関係をマスコミから追求されるトランプ政権と、その背後関係につきまして、私見たっぷりにお話ししたいと思います。
この数週間、米国メディアが「ロシアゲート」と騒ぎ立てているのが目につきます。
「ロシアゲート」とは、米国トランプ大統領が「ロシアと繋がりがある」という疑惑のことで、発端は昨年の米大統領選挙時に、ロシア政府がトランプ陣営に有利な働きかけを行ったとされる問題ですが、現時点で具体的な証拠はありません。
しかし、先日もお伝えしたFBI長官解任騒動から、一気にこの問題が再燃しました。
すなわち、炎上の発火点はFBI長官コーミーの解任にあります。
まず、「ロシアゲート」と呼ばれるネーミングは、米国大統領史上最大のスキャンダルと言われた「ウォーターゲート」事件から来ています。