私たち日本人は、警官がナンパしているのを見たら、「えっ!?」ってなりますよね。ところがそんなことはニューヨークでは当たり前なんだとか。マンハッタン在住で米国邦字新聞「WEEKLY Biz」発行人・高橋克明さんのメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』で、ちょっと笑えるアメリカの日常が紹介されています。
NYPDの皆様へ
日本からコロンビア大学に留学に来た学生くんと食事をしました。渡米3日目の彼は興奮しながら僕に「今日、スターバックスに行ったら、店員が鼻歌歌いながらコーヒーつくってました!」と鼻息荒く話してきました。
え? 日本のスタバの店員は鼻歌歌わないの?
結局、この街の特徴は来たばかりの人の方が敏感に感じ取ります。僕たち(弊社のスタッフも含め)は日常になってしまったため、日本との違いに気がつかなくなってしまします。
「二の腕にタトゥー入ってる警官見ました!」
「ソフトクリーム食べながら歩いてる警官見ました!」
「ナンパしてる警官見ました!」
「記念撮影に応じながら、帽子を観光客にかぶせてる警官見ました!」
「歩きタバコしてる警官見ました!」
「信号無視してる警官見ました!」…etc.
だから、なんなんだよ(笑)。
すべてが日常的光景の僕たちにはどこにそんな興奮する要素があるのかわかりません。第一、なんで警官ばっかなんだよ(笑)。
NYPD( NEW YORK POLICE DEPARTMENT )のみなさま。 気をつけた方がいいよw 世界には、あなた方をどうやら、とんでもなくオカシイ集団みたいに思ってる民族がいるみたいです(笑)。
サッカーのワールドカップの時だっけ? 群衆をちょっとDJっぽく誘導しただけで、翌日のYahoo ! のトップニュースになる国だものな。しょうがないよね。
ちなみに、今日、バスに乗ったら、運転手にマイクで「おまえ、もうちょっと前に詰めろよ、うしろの方は人が乗ってくるから。前に来たら、そのお姉ちゃんの電話番号聞けるかもしれないぞ」って言われました。
乗客の半分、笑って、半分、無視。当のお姉さん、無視。なんか、オレが、フラレタみたいだ。
image by: Shutterstock
『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』 より一部抜粋
著者/高橋克明
全米No.1邦字紙「WEEKLY Biz」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ400人のインタビュー記事を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる
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