ロックフェラー氏の死去で終わった「陰謀論」と「アメリカの時代」

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デイヴィッド・ロックフェラーという名前を聞いてピンときた人は、「陰謀論」について詳しいのではないでしょうか。というのも、「ロックフェラー氏は、世界を政治的、経済的に統合して世界統一政府を樹立しようとしている!」というのが陰謀論者の間では定説らしいのです。そのロックフェラー氏の死によって、世界はどう変わるのでしょうか。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で、世界情勢に詳しい北野幸伯さんが大胆に推察しています。

デイヴィッド・ロックフェラーの死

ご存知の方も多いと思いますが、デイヴィッド・ロックフェラーさんが3月20日、亡くなられたそうです。

デービッド・ロックフェラー氏が死去 101歳

産経新聞 3/21(火)1:08配信

 

米国の富豪ロックフェラー家の三代目当主で銀行家のデービッド・ロックフェラー氏が20日、米ニューヨークの自宅で死去した。101歳だった。死因は心不全。ロイター通信などが伝えた。

デイヴィッド・ロックフェラーさんというと、「陰謀論の主人公ですね。

陰謀論にもいろいろありますが。秘密結社でいえばフリーメーソン、イルミナティ。一族でいえば、ロスチャイルド、ロックフェラー。しかし、ロスチャイルドの場合、あまり「具体名」は出てきません。漠然と「ロスチャイルド【家】が世界を支配している」などと言います。

一方、ロックフェラーの方は具体名が出てきます。そう、デイヴィッド・ロックフェラーが、「世界皇帝である! と。

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