人間、「無料」「タダ」というワードには弱く、ついついつられてふら~っと近づいてしまうのも致し方ないものではありますが…、「無料だから近づいてみようという思考の持ち主は一生豊かになれない」と言い切るのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。その理由について、納得の論が展開されています。
無料のものに群がらない
今日は金運に関する簡単なワザをお伝えしましょう、ってもうタイトルに書いてあるっての。
でもこれは真実で、ビンボーな人というのは、「タダ!」という単語に弱いんですよ。ビンボーだから弱いのか、弱いからビンボーになっちゃったのかどちらが先でも良いんです。これを直すには、無料のものから遠ざかるという習慣を持てば良いだけなんですから。
ま、かく言う私も、
- 初回無料
- 先着5名様だけ無料
- ゴハンの大盛り無料
みたいな釣り文句を完全に否定しているわけじゃないんですよ。結果としてタダになっちゃったというのはアリというか、否定する必要はないんです。問題なのは、タダだから、無料だから近づいてみようと考えることなんです。タダじゃなくてもやるつもりだったんですけど、タダならありがたく頂戴しますよ、という思考は全然OKなのです。
タダだから手を出す、やってみる、買ってみる(これは「もらう」かな)という思考のマズいところは、行為の理由が金銭になっているところなんです。
豊かな人、おカネ持ちになれる人というのは、金額がいくらだから何かをすると考えないのです。金額以外にやりたい理由、やるべき理由があって、予算という枠の中に収まっているのならいくらでもやるつもりなんだよね、と考えて行為を行うんです。億万長者になると、この予算の枠が無限大みたいになっちゃってますから、実際には「いくらでも構わない」つまり金額のことは全く思考に無いということになるんです。
金額とは別の軸で、やりたい、買いたい、食べたい、欲しいというのがあるんです。金額はその自分に許可を求めるツールでしかないのです。例えばやりたい、欲しいものが50万円で、でも自分の予算が10万円しかなかったら、ビンボー人はそこで諦めちゃうわけですね。ところがおカネ持ちになれる人というのは、金額とは別のところで、これをやりたい、欲しいという理由があるんですから、買わないという理由にはならないんです。そうするとどう考えるのかというと、「どうやったらあと40万円を工面できるのか?」と考えるようになるわけです。だって金額関係なく必要であり、欲しいわけで、そこには明確な理由があるんですから。たまたま今の自分にはおカネが足りないだけで、だからと言って必要でなくなった、欲しくなくなったわけじゃ無いんです。