年の土用丑の日は2回、二の丑は8月5日です。古来よりうなぎをはじめとする「う」がつくものを食べると夏ばてしないと言われていますが、その他にもオススメ食材があるとは無料メルマガ『日本の季節を味わう食育通信』の著者で管理栄養士の小泉明代さん。うなぎより安くで栄養豊富な食材を使ったレシピが紹介されています。
土用丑の日と土用○○
すっかり猛暑の毎日ですが、みなさま、夏ばてなどされていないでしょうか?
前回の土用丑の日から1週間。そろそろパワーのつく食事がしたくなってきたのではないでしょうか。したくなってきましたよね。ねっ!(むりやり)
そう! 今年の土用丑の日は2回あり、7/24の次は8/5です。
土用丑の日に、うなぎをはじめ、「う」のつく食べ物を食べると病気にならない・夏ばてしないと言われていますが、実はそれ以外にも、土用丑の日に食べるものがあるのでご紹介したいと思います。
土用しじみ
実は、うなぎよりも昔から、土用丑の日に「しじみ」を食べる習慣があったようです。
理由はいたって単純、「旬だから」だそうです。しじみは冬が旬のイメージですが、夏も旬で、産卵を控えたしじみは栄養が豊富だそうです。
旬のものは栄養が多く体によい…、そんな当たり前のような仕組みを昔の人はごく自然に生活に取り入れて、厳しい季節も乗り越えていたのですね~!
ちなみにしじみの栄養としましては、肝機能を高めるタウリンが豊富。肝臓は食べ物から摂った栄養素の代謝や解毒など、重要な役割を果たしています。
土用たまご
栄養価が豊富な卵はうなぎ同様に精がつくから、とのことです。
良質なタンパク質やビタミン・ミネラルなどを含む卵は、うなぎよりもずっと安価で、保存もしやすく、料理のバリエーションも豊富ですから、食事にも取り入れやすくていいですよね。
土用餅
あんころ餅のことですが、「餅=力持ち、力が出る」と「小豆は厄除けに通じる」という理由があります。
この語呂合わせな感じが江戸っ子っぽいのですが(イメージ)、実際は関西地方や京都、金沢などを中心に親しまれている風習のようですね。
そんなこんなで、日常生活に取り入れやすいもの、自分の嗜好に合うもので、夏の暑さを元気に乗り越えていきたいですね♪
私もレシピを少々ご用意させていただきましたので、よろしければご参考までに…♪