日本の「お客様は神様です」精神が、ビジネス的に非効率という現実

 

日本の接客に慣れてしまえば、アメリカの接客はフランク過ぎると感じるかもしれない。 逆にアメリカ人が日本に観光に行くと、あの店員は何か裏があるのか?必要以上のへりくだった接客に不信感を覚えるということも聞いたことがある。

でも、もし、世界的基準で見れば、どちらが不自然かというと圧倒的に日本の方だろう。

OMOTENASHI ! と世界に訴えて、その言葉が市民権を得たならば、その精神も市民権を得るほどのモノを裏にもってなきゃいけない。彼の言う通り、本当の意味での接客はいまのところ、北米にあるのかもしれません。

そして、今日

お正月旅行に利用する某米系の航空会社にマイレージの件で電話で問い合わせてみました。

いろんな担当にたらい回しにされ、HOLD ON! と待たされ、10分以上、保留音すらない無音の状態で待たされ、結局、プチって切れるー。この国では珍しいことではなく、またチャレンジ。 2回目もまったく同じ結果で、3回目も同様、電話がプチって切られた時に思いました。

心がなかろうが、紙に書いたマニュアルだけだろうが、用件ちゃんとしてくれりゃそっちの方がいいよ

やっぱり、僕は断然日本派です(笑)。

image by: Shutterstock

 

NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』 より一部抜粋

著者/高橋克明

全米No.1邦字紙「WEEKLY Biz」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ400人のインタビュー記事を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる

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