部下に「わからないことがあったらなんでも聞いて」と伝えたけれど、質問してくる気配すらない……そんな経験、ないでしょうか。無料メルマガ『目指せ! 販売の達人 ~販売力向上講座~』の著者・坂本りゅういちさんによると、その部下はやる気がないのではなく、「わからないことがわからない」という状態なのかもしれないそうです。そんな状態を打開するための方法とは?
わからないことがわからない
「わからないことがあったら何でも聞いてね!」
こういうことを言ってくれる人ってたまにいますよね。もしかするとあなたもそう言っている人かもしれません。
ただ、そう言ってくれる人はありがたい存在なのですが、いざ聞こうと思っても何を聞いていいかわからないという人は多いと思います。自分ではわからない、どうしようもないことだらけなのに、何を聞けばいいのかわからない。
それは言ってしまえば「わからないことがわからない」状態なのです。この状態では、せっかく答えを持っている人が目の前にいても答えを引き出すことができません。すごくもったいないですよね。
だから普段から、わからないことを整理しておくことは大切です。最初からわからないことを整理しておくことができれば、教えてくれる人が現れたときにすぐに聞くことができます。
私なりにですが、わからないことを整理するためのポイントは3つあります。
- 今の自分の状態(現状)
- どうなりたいか(未来)
- 誰かに言われたこと(他人の視点)
この3つのポイントです。
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