「急なお願いごと」をするとき、どんなメール文を書けばいい?

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ビジネスメールに「すみません」という言葉は避けるべき、というのはわかるのだけれど、では、一体どう書いたものか…。気を遣いすぎて、なんだかよくわからない文面になってしまうこともありがちですよね。無料メルマガ『仕事美人のメール作法』の著者・神垣あゆみさんが、そんな悩みを解消してくれる、さまざまなシーンに対応するフレーズを紹介してくださっています。

急な依頼をするとき

急なお願い事をするときは書き出しのひと言に「突然のお願いで恐れ入りますが恐縮ですが)」を添えます。

通常の頼み事をするときも相手に気をつかうものですが、こちらの都合で相手に急な対応を強いる場合はより一層の気遣いが必要です。

対応してもらって当然ではなく、急な依頼で面倒をかけますという気もちを伝えるのが「突然のお願いで恐れ入りますが」「突然のお願いで恐縮ですが」というフレーズです。

突然のお願いで恐れ入りますが貴メールマガジンで本誌を取り上げていただけないでしょうか。

下記のように依頼メールの結びのひと言としてもよいでしょう。

突然のお願いで恐縮ですがどうぞよろしくお願いいたします。

文末に添えるひと言としては、ほかにも「急にご無理を申しますが」「差し迫ってのお願いで恐縮ですが」などがあります。

急にご無理を申しますが、ご対応いただきますようお願い申しあげます。

差し迫ってのお願いで恐縮ですが、ご協力をお願いいたします。

何度もお願いするとき

一度ならず二度、三度と続けて頼み事をするようなとき、「何回もすみません」の代わりにお薦めしたい言い回しが「たびたびお手数をかけ」です。

たびたびお手数をおかけして申しわけありません。

たびたびお手数をおかけしますが、再度、○○の書類をお送りいただけますか。

「たびたび」のほかには「重ね重ね」という言い回しもあります。

重ね重ねご迷惑をおかけしますがご対応をお願いいたします。

何回も相手に面倒をかける、というときは「何度もお手を煩わせて」というフレーズを用いるとよいでしょう。

何度もお手を煩わせまして、申し訳ございません。

何度もお手を煩わせてしまい、恐縮です。

自分のミスや不備で相手に迷惑をかけるようなときはより丁寧な言葉でお願いを心がけましょう。

image by: Shutterstock

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仕事美人のメール作法
著者/神垣あゆみ
広島を拠点に活動するフリーランスのライター。若手ビジネスマン向けにメールマナーの基本を解説した『メールは1分で返しなさい!』(フォレスト出版)など著作多数。
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