朴槿恵大統領と親友の崔順実氏との「不適切な関係」が明らかとなり大揺れの韓国。国民の怒りは頂点に達し、もはや朴政権のレームダック化は避けられない状況と見られています。韓国ではこれまでも多くの歴代大統領が悲惨な末路を迎えていますが、メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、なぜそのような事態が繰り返されるのかを分析するとともに、「経済も政治も絶望的な韓国の悲劇的状況は止まりそうにない」と厳しい見方を示しています。
【韓国】なぜ韓国大統領はいつも悲惨な末路を迎えるのか
● 朴大統領親友を拘束=国政介入疑惑、重大局面─証拠隠滅の恐れ・韓国
朴槿恵大統領が親友の民間人女性である崔順実氏に極秘文書を見せてアドバイスを貰っていたという疑惑で、韓国は大揺れとなっています。さらには大統領府から多額の資金が彼女の財団に流れており、その資金を私的流用していた疑いも浮上しています。
10月31日、崔順実氏が逮捕されましたが、朴槿恵大統領の支持率は15.5%台まで急落しています。直接選挙で選ばれた大統領の支持率がここまで低下するのは極めて異常です。もっとも、台湾の馬英九前総統はかつて支持率が10%以下になり、「9%総統」と呼ばれていましたから、朴槿恵大統領もまだいいほうでしょう。もっとも、馬英九政権の不人気ぶりから今年の国政選挙では国民党は大敗、70年にわたる国民党による華僑王国体制が総崩れとなりましたが。
大統領府の近くで行われたデモでは、ギロチンの模型が登場したそうです。要するに、「大統領の首を切れ」ということなのでしょう。ネットでは朴大統領を「マリー・パクトワネット」などと呼ぶ人もいるそうで、不満が爆発寸前のようです。
● 韓国大統領府近くに謎のギロチンが登場、国民の怒り表明か=韓国ネット「マリー・パクトワネット…」「これを見ただけでも気分すっきり!」