この時期、スーパーなどにずらりと並ぶ栗。ちょっとしたおやつとしても、ご飯と炊き込んでもおいしいこの万能食材には、実はさつまいもよりも豊富に含まれる食物繊維に加えて、多くの健康効果があるんだそうです。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』で詳しく紹介しています。
肝臓の解毒力を高めてくれる栗
栗はさつま芋より食物繊維、ビタミンCが多く、鉄分やカルシウム、カリウムといったミネラルも豊富。
また、メラニン色素の発生を抑えて日焼け・シミ・皮膚がんの予防改善するL-システインが豊富なのだそう。栗に含まれるL-システイン・ビタミンCとビタミンB1を一緒に摂ると肝臓からの毒素排泄力を高めることがわかったそうです。栗と一緒に煮物にしたり、栗ご飯と別におかずとして食べても良いのだとか。
ビタミンB1を多く含むのはカツオ、豚肉、レバー、サトイモ、もやし、にんにくなど。
壊れ難いビタミンCの持ち主
栗は、東洋医学的に胃腸を丈夫にして、血行をよくする働きがあるといわれているそう。木の実としては珍しく脂質が少なく、不溶性の食物繊維がサツマイモより多いので、たくさん食べてもカロリーがそれほど上がらずに便通が良くなるらしいです。
また、ビタミンCの量が多く、しかも、栗はでんぷん質で出来ているため、加熱してもビタミンCが壊れにくいという特徴があり、ビタミンが摂取しやすい食品といわれています。
渋皮にはタンニンが豊富に含まれているので、抗酸化作用があり、老化防止やがんの予防に効果があり、健康や美容に気を付けている方にはうれしい食品なのだとか。
渋皮をつけたまま半茹でにして、冷凍保存すれば、好きなときに食べれるそうですので、どんどん利用して健康になりましょう。
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