お金持ちもコッソリやってる、貧乏臭くない5つの「節約術」

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コンサルタントという仕事を通して、数多くの企業の動向と「世の中のお金の動き」を見つめてきたメルマガ『FRI Magazine』の著者・河合拓さん。今回はご好評いただいた「わかったフリはもうおしまい。サルでもわかる『資産運用の話』」の後半として、投資信託の買い方、お金持ちも実践する5つの節約術をお伝えいたします。

投資信託の買い方 

こういうこまめな動きができるようになって、世界のマネーの行き先がわかるようになったら、外国株に投資をしたり、例えば、東南アジアの不動産に投資をしたいとか、いろいろわかってくるようになる。しかし、実際、これらをダイレクトにやろうと思うと、煩わしい手続きが必要になったり、税金対策やリスクヘッジが必要になるため、投資信託などでプロに任せようと思うようになるだろう。

投資信託で、絶対にやってはならないのは短期売買」だ。株は想定した利益を得られれば、売っても構わないが、投資信託というのは5年10年と積立ててずっと放っておくものだ。だから、投資信託をやる場合は、NSAなどの口座をつくり積立式で中長期に運用しておこう。

投資信託というのは、やってみればわかるが株価のように世界経済の動きとはほとんどリンクしない。リンクしても、かなり時差が出るものだ。これは、預かったお金をプロが運用しているため、ダイレクトに市場の反応が現れないからである。

今、何百万円も自由にお金を動かせる人は少ないはずだ。だから、自分は中長期に東南アジアの成長を期待しようという具合に投資信託で積み立てるか、あるいは、毎朝日経に目を通して、毎月こまめに利益確定してゆくような株式売買をやるのか決めなくてはならない。最近は、株でも「ミニ株」や「ワン株」といって、1万円ぐらいから投資ができるようになったので、どちらでもよいと私は思う。ただし、投資信託は非常に中長期にわたって放っておくことになるし、場合によっては口座が真っ赤っ赤になり、顔が青ざめて損切りしてしまうというリスクも有るため、自分の性格(耐えられるタイプか、せっかちタイプか)も踏まえて選びた

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