近年では英語学習者の多くが受ける試験「TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)」。2015年度には国内の受験者数が約277万人と過去最高人数を記録しています。一方、TOEICと比較されるのが「英語検定」。中学や高校時代に受けていたけど、社会人になってからTOEICにシフトしたという方も多いのではないでしょうか。英語のスペシャリストで、無料メルマガ「カリスマ英語ナレーターユッキーがお届けする!週間ラジオ英会話♪」の著者ユッキーさんもTOEIC990点を目指してはきた一方、英検1級受験をずっと避けてきましたが、今回初めて英検1級を受けることを決めたそうです。その理由とは?
いつ受ける?英検1級
なぜ英検1級は敬遠されがち?準1級との違いは?今年から新試験になった「4技能」って?
私も遂に受けることになりました。
「1冊ですべてわかる!」
「1日30分でできる!」
…この帯を見ても、今は希望より焦りや疑いの方が遥かに強いです。
そんなはずはない(T_T) そんな上手い話はない。。。と思いつつ、それでもこの本しか当てもなく、頼るものもなく。レジに持っていきました。そうなんです。
実は英検1級、持っていないんです。
こんにちは!ユッキーです。
さて今日は「英検」のお話と「英語勉強法」のお話です。今日は正直な心の中を思ったままにありありと書いてみました!
これまで私のブログを読んでいただいていた方にとっては良い意味でも悪い意味でもユッキー像が壊れてしまうかもしれませんが、面白く読んでいただけると嬉しいです。
英検って何?改めて考えてみませんか?
今まで散々逃げ続けてきた棚です。そんな私ですが、この度英検1級を受ける決心をしました!
「英検」をよく知る方もあまりよくしらない方も。まずは公式HPをチェック!
・英検って学校の時受けたよね
・受験で使うだけでしょ?
・大人になったらまずはTOEICじゃない?
・意味あるのかな…?
・日本でしか通用しないらしい。
様々な意見がありますが、公式HPを見ると色々と詳しく書かれています。私もまだ申込みをしたくらいで隅々まで読めていませんが
・4技能について
・新判定基準について
・過去問
・試験対策コーナー
など、純粋に英語学習コンテンツとして役に立ちそうな内容も多く載せられています。
英検受験なんて全く考えてない!という方も、何かしらのヒントが見つかるかもしれません。
【1】日本人のための英語学習法も見つかりそう
◆インターネットでの申込時に聞かれたアンケート
-Reading(読むこと)
-Listening(聞くこと)
-Speaking(話すこと)
-Writing(書くこと)
いわゆる英語の「4技能」ですね!数年前から口すっぱい程に唱えられるようになりました。何か1つや2つに偏るのではなく、
4つのスキル全てをまんべんなく身につけましょう。という考え方で、学校の英語の授業やセンター試験など色んなところで導入が検討されています。
そして「英検」も今年2016年からこの4技能に沿って出題方法や採点方法が新しくなったようです。
教本を開くと書いてあるのですが2016年度からこの4つの分野が均等に採点されるようになっています。
これが吉と出る人とここに苦戦する人と。色んな人が出てきそうです。
こんな質問もありました。
申込時にはこんなアンケートもありました。「何で英語やってるの?」改めて考えることができました。
こういった「テスト」ものだと留学・就職・キャリアアップ…など真面目(?)な項目しか選択肢になさそうな先入観がありましたが
「英語の勉強が好き・楽しい」
「英語圏の文化が好き」
「いろんな国の人とコミュニケーションがとりたい」
といった項目もあり、少し嬉しくなりました^^迷わずチェックをつけることができました。
英語を勉強中!の方も、いつかはやってみたいなぁ。という方も。みなさんの理由(目的)は何ですか?
以上のように、公式HPには4技能を始め様々なコンテンツがあったり、
英語を学ぶ目的について改めて学習者からデータを集めたり。
英検はやはり日本でつくられているからこそどこよりも日本人の英語学習について考え抜かれた試験なのかも、と感じました。
「日本でしか使えない」
「TOEICとか、国際基準になる試験の方が優れている」
といった考えで一刀両断してしまうのではなく私にとって今回の受験は“英検ならではの良さ”について改めて考える機会にもなりそうです。