不老長寿の果物と呼ばれるほど健康効果が高いとされるイチジク。そのまま食べてももちろん体にいいのですが、無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』ではその効能をさらに高める調理法が紹介されています。「合せ技」で健康な体を手に入れましょう。
一熟を一日に2~3個
無花果(いちじく)は、不老長寿の果物といわれるほど、実も葉も薬効と栄養価が高い果物で、1日に一つずつ実が成熟すること(一熟=いちじゅく)から名づけられ、果実の中に花があって、それが外から見えないため「無花果」と書くのだそうです。
血液をきれいにし、美容効果や胃腸を丈夫にするはたらきもあって、また、食物繊維のペクチンを含んでいて、腸のはたらきを活発にするため、よく熟した実を1日に2~3個食べれば便秘に効果があるらしいです。
特に、高血圧、糖尿病、粘膜や肌が乾燥しやすい方には適した食材と言われていて、フィシンという成分が、タンパク質の消化を促進するはたらきがあるので、肉料理と一緒に食べるといいそうです。旬の秋にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
イチジクの赤ワイン煮で血管の若返り
消化促進、胃腸強化、便秘解消、痔などに高い薬効が知られるイチジク。ワイン煮にするとワインのポリフェノールがイチジクの栄養素を効率良く全身に運び、また、それぞれ種類の違ったポリフェノールを同時に摂れる相乗効果で動脈硬化の予防・血管、肌の若返りに効果があるそうです。
作り方はイチジク(皮ごと)7個に赤ワインは3カップ、砂糖125g、レモン汁1個分を鍋に入れて中火で煮ます。煮立ったら火を弱めて15分煮たら出来上がり。アルコールが苦手な人はじっくり煮込むといいそう。
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