ミャンマー連邦共和国、学校ではビルマという名前で習った人が多いと思います。最近では経済発展がめざましく、「アジア最後のフロンティア」と世界から注目されている国でもあります。ここにこの夏、日本文化の架け橋となる場所「ジャパン・カルチャー・ハウス」がオープンしました。
タタミの上でゴロリ。ニッポンをまるごと体験できる文化発信拠点が登場
ミャンマータイムスによると、「ジャパン・カルチャー・ハウス」と名付けられた日本の文化発信拠点が、8月31日にヤンゴン市内バハン郡区にオープンしました。国際交流基金アジアセンターとMAJAが共催しています。
ミャンマーでは外国の文化センターはたいてい田舎の大きな敷地に建っていることが多いようですが、こちらのセンターは、ヤンゴン市内の中心地に位置しているので、アクセスが便利ですし、気軽に寄れるような雰囲気。

オープン当日の様子。たくさんのミャンマー人がセレモニーにかけつけた
image by: Japan Culture House公式フェイスブック
規模は大きくはないのですが、訪れた人がうたた寝をしたり、横になって日本のアニメやマンガを見たりできるように畳が敷かれており、居心地の良さ抜群のくつろぎ空間が広がっています。

予想以上に多くの人が駆け付けたため、一時は入場制限も
image by: Japan Culture House公式フェイスブック
運営者である兵頭千夏さんは、「日本語を学ぶ人だけでなく、日本を訪れたいと思ってくれている方もここを役立ててほしい」と同サイトに語っています。
「友人が、外国の大使館を訪れるのは好きではないと言うのを聞きました。理由はそこにいる人達はその国の人ではないからというのです。私はここに来てくれる人にそんな気持ちを持ってほしくないのです。だからこそ、ここに畳を用意して寛いでいただこうと思いました」
彼女は他国の文化に触れる心地よい環境を用意したいと奮闘しているようです。

茶道体験にも列をなす若い人たち
image by: Japan Culture House公式フェイスブック

着物体験をするミャンマー人
image by: Japan Culture House公式フェイスブック

こちらはお茶体験
image by: Japan Culture House公式フェイスブック

折り紙教室も
image by: Japan Culture House公式フェイスブック

こちらは切り紙
image by: Japan Culture House公式フェイスブック
ここには、日本語、英語、ミャンマー語で書かれたビジネス、アート、文化といった幅広い分野の本が数多く取り揃えられています。
日本の新聞や雑誌、定期刊行物に加えて、アニメやマンガ、同人誌といったミャンマーの若者にもとても人気があるものが多く用意されているようです。

漫画「ワンピース」全81巻が揃っています
image by: Japan Culture House公式フェイスブック

ドラえもんの漫画も
image by: Japan Culture House公式フェイスブック
NHKの放送やスタジオジブリが海外向けに用意したアニメの放映も見ることができますし、幅広い世代に楽しんでもらえるように、けん玉や囲碁(Go!と呼ばれています)、将棋などの日本ならではのおもちゃやゲームもあります。

けん玉を披露
image by: Japan Culture House公式フェイスブック

将棋に興味津々
image by: Japan Culture House公式フェイスブック
「月単位で変わるクイズやカラオケなどを用意していますので、みなさん楽しんでいただけると思います。そして、ミャンマーと日本の有名人を呼んで、文化交流や何か新しいものを生み出すこともやっていきます」
フェイスブックページも開設されていて、文化体験プログラムの確認や見たい本や映画などの提案ができるようになっています。
ミャンマーを旅した際は覗いて文化交流してみてはいかが?
ジャパン・カルチャー・ハウス(Japan Culture House)
R-322B, second floor, Building-C, Pearl Condo, Kabar Aye Pagoda Road in Bahan towns
火曜、新聞が休みの日を除く平日10時から18時、週末は9時から17時半に、入場無料で開いています。
image by: Japan Culture House公式フェイスブック
source by: ミャンマータイムス, Wikipedia, Wedge, ジャパン・カルチャー・ハウス(Japan Culture House) ,国際交流基金アジアセンター
文/桜井 彩香
※一部情報を修正しています