暗い部屋の寝ながらスマホが「失明」を引き起こす可能性―英研究

shutterstock_427364542
 

寝る前に友人とLINEで会話、ネットショッピング、SNSのチェック…そんなこと続けていたら「スマホ失明」を引き起こすかもしれません。無料メルマガ『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』に、暗い部屋で横になって片目でスマホを見た場合に起こる「一過性の失明状態」の危険性が記されています。

スマホで失明のリスク

今や、スマートフォンは我々の生活の必需品ですが、歩きスマホの危険性など、スマホの使用に伴う様々な問題が提起されるようになっています。

今回更に、健康への悪影響として、「一過性のスマホ失明」が加わったという話題です。

これはイギリスの研究チームが、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)に報告したものです。

それによりますと、暗い場所で片目でスマホを見ていたことが原因で引き起こされる症状が確認されたという事です。

ベッドなどで横向きに寝るなど、片方の目だけでスマホを見ると、スマホを見ていた方の目は光に慣れ、枕で隠れている方の目は暗闇に慣れていきます。

ところが、その後にスマホを手放した際には、スマホを見ていた目は暗闇に慣れるまでに数分の時間がかかり、一時的に失明のような状態が生じるのだそうです。

即ち、スマホの画面を片目だけで見ていると、目の光感受性色素が変化して光に対する感受性が弱くなってしまい失明状態になるのだそうです。

スマホによる危険としては、歩きスマホが有名ですが、今回明らかになったように歩く時だけでなく、ベッドの中でスマホを見るのもやめた方がいいようです。

image by: Shutterstock

print
いま読まれてます

 

Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報
こっそり、目からウロコの情報をお教えします。世界の医学誌からの信頼情報のみです。専門家も知らない情報を先取りして、健康維持に。
<<登録はこちら>> 

  • 暗い部屋の寝ながらスマホが「失明」を引き起こす可能性―英研究
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け