鳥越俊太郎氏、「自身の意志で」東京都知事選への立候補を表明、野党４党は「統一候補」で一致
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏（76）が、７月12日午後２時過ぎから都内のホテルで記者会見を行い、野党からの要請ではなく、自分自身の意志で東京都知事選挙へ立候補することを決めた、と表明した。日テレ系「情報ライブ ミヤネ屋」などが中継で報じた。
鳥越氏は1965年に毎日新聞社入社。「サンデー毎日」編集長を経て89年に退職、以後ジャーナリスト、テレビキャスターとして活動している。
民進党は今回の都知事選で、同11日に元経産省の古賀茂明氏（60）に出馬要請していた。
鳥越氏は同11日に出馬を決定。同12日午前、TBS系テレビの電話取材に応じ「参議院議員選挙の結果に危機感を抱き、出馬を決めた」「（出馬は）誰にも相談せず。家族はみんな反対です」と語っていた。
また、民進、共産、社民、生活の野党４党は12日夕方、衆院議員会館で幹事長・書記局長会談を開き、都知事選に出馬する鳥越氏を野党統一候補とすることで一致した。時事通信など数社が伝えた。
さらに、同じく都知事選に立候補を表明している弁護士の宇都宮健児氏（69）は、自らの出馬について、取り上げも含めて同13日までに「結論を出す」としている。
舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選は14日告示、31日投開票。
image by: 鳥越俊太郎オフィシャルウェブサイト
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