東京・池袋に実在する書店「天狼院書店」主催のイベントで最上ランクの体験ができる「天狼院のゼミ」の講義内容を、完全テキスト版でお届けするメルマガ『天狼院プラチナノート』。今回は、最近法律を学んでいるという天狼院書店スタッフの山本さんと、店主であり行政書士資格を持つ三浦さん、顧問弁護士の河野さんの3名による鼎談形式で、法律用語の解説から、実際のケーススタディまで、法律を知らないとどれだけ損をするのかを詳しくレクチャー。法律をかじった経験のある方はもちろん、全く知らない方も勉強になる内容ですよ!
天狼院プラチナノート ~天狼院「法学ゼミ」〜
こんばんは。天狼院スタッフ山本です。今更ながら法律学んでます。
学生の時は授業で取ったりしていたのですが、なんだか難しくてよくわからず
「あー、暗記大変だなー」としか思っていなかったんです。
これが今聞いてみたら、どうしてだろう、めちゃくちゃ面白い!!!
ちゃんと自分ごととして捉えられるようになってきたんです。
そう、これこそが「リーガルマインド」。見える世界が変わりました。
みなさんもリーガルマインド、ちょっと触れてみませんか?
今週もどうぞごゆっくりお楽しみください。
三浦:天狼院書店店主の三浦と申します。よろしくお願いします。
僕が何で法律が詳しいかっていうと、行政書士の資格を持ってるんです。それで、ある時期に徹底的にやったんです。めちゃくちゃハマったんです。世の中の仕組みがこれさえ分かればいろんなことが紐解いて見えることがわかった。
例えば国会とか見ても、なんでこうやって動いてるんだろうとか。例えば、衆議院とか参議院の定数の問題は、六法の中に全て書いているんですよね、
ああいう形で読めるようになると下手すると法律はハマります。ちょうど英語を勉強して外国語が分かるのと同じ感覚で、法律を勉強すると世の中の仕組みがよりクリアになる。
あと交渉に有利になる、というところ。相続とか契約の問題で、法律を知っていると相手の対応が変わってくるので。
今回お呼びしたのが、天狼院の法務顧問でもあらせられる弁護士の河野先生でございます。
河野:宜しくお願い致します。
三浦:宜しくお願いします。河野さんの経歴……はい、海鈴、読んでください。
山本:はい。私立麻布高等学校卒業って……
三浦:これ、優秀ですか?
お客様B:超優秀。
山本:一橋大学法学部法律学科に入学。
三浦:一橋大学って優秀ですか?
一同:優秀。
河野:ビジネス関係で有名ですね。
山本:そのまま一橋大学法科大学院に入学されました。そして卒業後、法律試験合格の際は、総合15位。
三浦:司法試験合格総合15位って20人くらいですか。
河野:いや、2000人くらいいますけどね(笑)。
三浦:2000人? 2000人中15位?
河野:まあ上に14人いますからねえ。
三浦:いやいや……(笑)。
会場:(笑)
三浦:じゃあトップ1%以内。すごいな。