中国の日常を切り取ったインパクト大な写真とともに、実用的な中国語が学べるメルマガ『上海からお届け!簡単3分、写真で覚える生活中国語』。今回は上海の食品売場で見つけたという、見覚えあるロゴが燦然と輝く謎の機械がテーマ!
点钞机 (diǎn chāo jī) 紙幣計算機
新しいアップル製品見つけました。間違いなく日本未発売、中国先行発売品です。
静安寺にある高級百貨店の地下食品売場。上海の中流層から上流層が買い物を漁っています。
正直な所、普段は行く機会がないのですが、近所まで来たので少しぶらぶら。
我が家近所では入手困難な生で食べれる卵を買って帰ろうと、レジに並んだ時。出会ったのですアップル製品と。
日本未発売、中国先行発売の品はコチラ! じゃ~ん、黒地に銀のりんご模様は、iPhoneを思い出させるフォルム。
この手頃な大きさと流動系には程遠いフォルム、何のための機械なのか。Macの動向が気になります!!
………。
…………。気づいた方もいると思いますが、トレードマークのロゴのりんご、向きが反対。
絶対に間違いなく日本未発売のこの品。Mac製品ではなくロゴをくるっと反転させて作った他社製品。この製品日本での用途は一部の限られた場所でしか見られません。
これ現金を数える機械。枚数を数えるついでに偽札チェックもしてくれる優れもの。
日本だと銀行や両替商だけでしょうが、中国は小売商には確実の設置されている商品。みんな札を数えて偽札をチェックしています。
優れものなのに、ロゴはパクリ。この辺の感覚、分からないですよね。こんな感じで商品開発が進んだんでしょう。
開発責任:「社長!新製品が完成しました!」
社長:「そーか、良くやった、王責任者」
開発責任:「これで倍増倍増、拡販間違いなしですね」
社長:「うんうん。機能は満足したが、デザインを追加しよう。」
開発責任:「なるほどサスガ社長!最近人気のこの携帯のロゴなど如何でしょうか?」
社長:「この林檎の模様が流行っているのかね?」
開発責任:「抜群の人気です、是非使いましょう」
社長:「そのまま使ってもいいのかね?」
開発責任:「うーん、それでは向きを反対にしてみては? フッと見た瞬間は似ていますが、反転しているので違いますから」
社長:「なるほど、なるほどー今日は冴えているね王責任者」
開発責任:「社長、それほどでも!ありがとうございます。」
……的なノリで製品にこぎ着けているような気がします。
ネットで知らべると、当たりまえですがMac製ではなく、全く関連性のない中国国内製品。
中国語ではこの機械、点钞机(diǎn chāo jī)と呼ばれます。上海や中国でお店を開く、財務で必要、レジで必要。必ず購入する機会があるので、覚えておきましょう。
今日の振り返り中国語音源
点钞机(diǎn chāo jī) 紙幣計算機
音源はココから
现金 (xiàn jīn) 現金
音源はココから
假钞 (jiǎ chāo) 偽札
音源はココから
『新ゼロからスタート中国語 文法編』
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