ブルース・リーが代表作『燃えよドラゴン』で口にした「Don’t think ,Feel(考えるな、感じろ)」。あまりにも有名な台詞ですが、無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では、「この言葉こそビジネスに重要」とし、その理由を解説しています。
直感の重要性
こんにちは。弁護士の谷原誠です。
今回取り上げるのは、俳優としてのみならず、武道家・格闘家、思想家として、死後40年を過ぎても衰えぬ影響力を持つブルース・リー。彼の代表作『燃えよドラゴン』の、有名な台詞について考えてみたいと思います。
と、ここまで読んで、すでにピンと来た人も多いと思いますが、この言葉です。
「Don’t think ,Feel(考えるな、感じろ)」
この台詞が出てくるのは、映画の中での修行シーン。弟子が繰り出した技を、リーがいとも簡単によけ、教え諭すように発せられます。
この言葉は、格闘技のアドバイスとして聞くと当然のことともいえます。
相手が攻撃を仕掛けてきたとき、頭で考えてからよけているようでは、とても間に合いませんし、攻撃する時も、相手のスキができるのは一瞬。考えてから技を出しては、有効打にはならないでしょう。
しかし「Don’t think ,Feel」は、単なるカンフー映画のセリフではなく、彼の思想を端的に表す言葉として広く知られるようになりました。それはやはり、この言葉が多くの人、あらゆる分野において示唆を与えるような、深い精神性を持っているからでしょう。
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