「原発やめろ」が行き詰まってくると「差別をやめろ」
いよいよ反原発運動では一般人を集められなくなると、彼らは衣替えをした。平成25(2013)年の春、「レイシストをしばき隊」が登場。この団体は「在日特権を許さない市民の会」などの活動に対抗すべく結成された市民団体である。
しばき隊のリーダーは首都圏反原発連合でも中枢にいて、かなりのコアメンバーは同じだという。千葉さんは反原発連合のメンバーに連れられて、一度だけ「しばき隊」のイベントに行ったことがあるが、首都圏反原発連合のマークをつけた拡声器をそのまま使って「原発やめろ」と同様に、「差別やめろ」とやっていた。
叫ぶスローガンは違えど、スタイルは全く同じだった。
パヨクはとにかく、呪文のように単純な言葉を繰り返しますね。原発事故の時も「原発やめろ」。それが行き詰まってくると今度は「差別をやめろ」。その次は「戦争反対」「9条守れ」。どれも変な太鼓やらなんやらをけたたましく鳴らして、とにかく大騒ぎ。
「反原発」は人集めの手段
反原発運動の正体については、千葉さんの次の指摘が的を射ている。
私が脱原発・反原発のパヨクから離れた理由のひとつに、彼らが本心から原発のことを考えて行動しているわけではないという疑念がありました。原発事故や福島の状況を理解し、共感してでの行動ではなく、原発問題を訴えると注目される、つまり政治的目的などのために脱原発を主張し、その運動に乗っかり、利用しようとしていたのではないかということです。
反原発とは、共産党による人集めの手段であった事は、今まで見てきた経緯から明らかだろう。
左翼は昔から「革命という目的のためには手段を選ばず」を伝統としているが、その手段として「貧困からの解放」から「安保反対」「公害反対」「女性解放」、そして現在では「原発やめろ」「差別やめろ」「9条守れ」と旗印を変えつつ、騒ぎを起こしてきたのである。