早い人は20代で生えてくる白髪。染めたり、抜いたりすれば一時的には隠せますが、しばらくすると生え際から白い毛がひょっこり…。それに白髪染めは皮膚障害なども起こすとも言われています。白髪を減らしたいなら食べるものに気をつけるのが1番、というわけで白髪予防に良いとされている食材をご紹介いたしましょう。
白髪予防に効く食材とは?
欧米の情報サイトには、白髪予防にバツグンの効果があるという食材が紹介されています。
その中のいくつかをご紹介いたします。
1. クルミ
『You Can Be Younger』の著者マリーシャ・ピアーさんによると、「クルミは銅を多く含み、それが白髪をとめてくれる」そうです。
銅は、髪に色素を与えるメラニンを生成する重要な役割を果たしています。
ちなみにクルミはコレステロールを下げる効果もあるそうです。
2. エビ
専門家によると、髪の毛の色をキープするには亜鉛が欠かせないそうで、エビはその亜鉛を豊富に含んでいます。
また、エビ以外の甲殻類、チーズなどもいいでしょう。
3. チキン
ビタミンB12のレベルの低下は、髪の毛の乾燥、薄毛、白髪を導きます。
レベルを保つためには、たくさんの鶏肉、卵、チーズ、ミルク、シーフードを消費することが必要です。
毛髪学者のサラ・アリソン氏によると、「ストレスはビタミンBを使い果たし、いくつかの研究によると大量のビタミンBの摂取は3ヶ月間にわたる白髪のプロセスを逆行させる」とのこと。
髪の毛にビタミンは欠かせないようです。
4. ブロッコリー
健康的な髪の毛を保つために欠かせないのが、葉酸です。
これが欠乏すると、白髪を促進させてしまいます。
ブロッコリー、アスパラなどの緑黄色野菜、豆類、レバーなどに含まれているので、積極的に摂りましょう。
5. キヌア
髪の健康を保つのに有効とされている、リシンなどのアミノ酸9種類を含むのがこのキヌア。
雑穀の一種であるキヌアには、体に必要とされているアミノ酸、カルシウムなどがたっぷり含まれています。
主に南米で多く生産されているそうですが、最近では“スーパーフード”として日本における知名度も高まり、スーパーなどで購入することができます。
6. 卵
アリソン氏は「卵には育毛を促進させるプロテインやビタミンD、ビタミンBなどの栄養が含まれています。ビタミンB群の一種ビオチンがケラチンを作るのをサポート。毛髪を弾力性ある強い髪にしてくれます」と述べています。
7. オートミール(麦)
年を重ねると、髪はよりもろく、くすんできます。
これはシリカ(ケイ素)の欠乏が1つの原因です。
毛髪だけでなく、爪、肌、歯などにもこのシリカは存在し、欠乏すると老化の原因になります。
このミネラルはホルモンバランスを維持するためにとても重要。
未精製の麦にはシリカが多く含まれていますから、オートミールで摂るのがいいでしょう。
8. 赤ピーマン
髪の毛を活性酸素のダメージから防ぐのがビタミンC。
「皮脂やコラーゲンの生成にはとっても重要なんです」とアリソン氏。
髪の乾燥、枝毛は、ビタミンCを十分にとっていないサインなんだそうです。
赤ピーマンはビタミンCをたっぷり含んでいるので積極的に摂りましょう。
ビタミンCは、オレンジ、ストロベリー、トマトなどにも多く含まれています。
いかがでしたでしょうか?
白髪に限らず、毛髪を元気にするにはこれだけの食材が必要なんですね。
最近ちょっと白髪が増えてきたかなと思ったら、この8つの食材を意識した食生活を心がけてみてはいかがでしょうか。
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文/MAG2 NEWS編集部