日本人が鎌倉時代から飲んでいるという抹茶が、最近は世界中でブームだというのです。都市部には抹茶カフェがオープンし、抹茶の入れ方を説明する英語サイトも増えてきました。抹茶ファンが増える中、「高くても日本産の抹茶がいい」という声も聞こえてきます。
世界中で「抹茶ブーム」が到来!
緑茶の一種である抹茶にはカテキン、カフェイン、ミネラルなどの様々な成分が含まれており、高血圧抑制、老化抑制、糖尿病予防などに効果的であるといわれています。
最近では、こうした抹茶の効果が海外でも知られるようになり、スーパーフードとして認知されているようです。
以前なら、“Green Tea”(緑茶)という言葉で一括りにされていましたが、いまでは “Matcha”という言葉でも通じるようになってきました。
ニューヨークの抹茶ブームの火付け役になったと言われているのが「MATCHABAR」(マッチャバー)。
マックスさんとグラハムさんの兄弟コンビが2014年にオープンした抹茶カフェです。
しかも、抹茶はお茶の産地である愛知県西尾市から取り寄せているという本格派。
ただ抹茶商品を売るだけではなく、お店のサイトには抹茶の効用を詳しく伝えるページ「MATCHA101」もあります。
もっとディープに知りたいという希望者には、抹茶についての特別なプライベートレッスンも開くそうです。
ちょっと受けてみたいですね。
Image by: Instagram(@matchabarnyc)
アメリカだけではありません。
先日、オーストラリア・メルボルンにも初の抹茶カフェがオープンしました。
その名も「Matcha Mylkbar」。
7種類の抹茶ドリンクだけでなく、抹茶を使ったパンケーキやブリオッシュなども提供し、全メニューベジタリアンとのことです。
豪VOGUEによると、このカフェは抹茶パウダーをオンラインで売っている「MATCHA MAIDEN」が経営しています。
もともと日本に旅行した際に見つけた抹茶のヘルシーさに感激して、カフェ文化が根付いているオーストラリアにチャンスを見いだしてオープンしたとのこと。
抹茶のパンケーキに、抹茶スムージー。
なんだか美味しそう!
Image by: Instagram(@matcha_mylkbar)
その他、オンラインメディアでも抹茶の美味しい入れ方や、抹茶の効能など、たくさんの記事が見られます。