先日、東京・六本木にオープンしたハリネズミカフェ「HARRY」が人気です。海外のメディアでも取り上げられていますが、ユーザーからの反応はどうやら「反対派」が多いようです。
日本発「ハリネズミカフェ」に海外の反応は?
近年、猫カフェやフクロウカフェなど、様々な動物と触れ合えるカフェが人気ですが、今度は「ハリネズミカフェ」なるものが登場しました。
この「HARRY」は、その名のとおりハリネズミと触れ合うことができるカフェ。
利用料金は平日が30分で1000円、土日祝日が1300円で、店内には20〜30匹ほどのハリネズミがいるとのこと。
珍しさもあってか、日本人に限らず、多くの外国人観光客もこのカフェを訪れているようです。
image by: 「HARRY」の公式フェイスブック
海外でも、日本における動物カフェの認知度は高まりつつあるようですが、おそらく世界初(!?)となる ハリネズミカフェには、世界中のメディアが大注目。
英ガーディアンでは、カフェを訪れたイギリス出身の11歳の女の子のコメントを紹介。
「 何匹かは刺したりするかもしれないけど、ここにいるハリネズミは、とてもフレンドリーだよ」。
Foxニュースは「猫の次は:ハリネズミカフェが東京でオープン」という見出しで、店内の動画を紹介しています。
もはや世界中で話題のハリネズミカフェですが、海外のネットユーザーからは否定的な意見が多いようです。
「うーん。人間が優しく、この小さな生き物に対してパニクらない限りいいと思うよ。でも、道徳的な見地から言えば、動物は自由に生きるべきだよね。人間の環境の中に囲い込まれずにね」
「私はこのアイデアが好きだけどね。偏見に満ちた意見は嫌い」
「良いアイデアには思えないけどな。飼ったあと、どうせ捨てるんじゃないの。すでに、この世界は猫や犬であふれている。だから、まずは彼らの面倒をみてあげてよ」
「ハリネズミは夜行性の生き物。彼らにとって良い環境で生活を送るためにはプライバシーと庭が必要だ。このカフェはやりすぎだよ」
「かわいい! 東京のペットショップでみたことあるけど。日本では、なんでもキュートなものはビジネスで成功するんだよね」
「オーマイゴッド! なぜ夜行性の生活をさせてもらえず、人間にコーヒーを売って、ガラスケースの中から世界を見なければいけないの。とっても変!」
「猫カフェよりはいいね。東京に行きたい!」
「個人的に、ハリネズミが好きだけど、彼らはシャイな生き物だから、これは正しいこととは思えないな。ここは最後に辿り着く場所だよね。彼らはトラウマになっているに違いない」
「行ってみたい」という声もちらほら見受けられますが、全体的に反対意見が多数。
欧州では、動物愛護の精神が非常に高いので、動物の立場を考えて否定的な意見の人が多いのかもしれませんね。
Image by: shutterstock
Source by: ガーディアン, Foxニュース, Sky News
文/MAG2 NEWS編集部